知能線(頭脳線)の長い・短いで頭の良さは測れない!脳の思考パターンの見方 (2/2)

執筆者: 寺島みさお 職業:手相学研究家/家族療法カウンセラー/手相講師

知能線の長さからみる思考パターン

知能線の長さは、考える事のできる長さを表していますが、そう表現すると語弊が生じます。


あなたは、考えるときに「私は今、考え中…考え中…」と言葉に出しながら考えますか?
中には、そんな方もいらっしゃるかもしれませんが、通常、考えるときには、無言ですね。

だから、周りの人には考えているかどうか知る術はありません。

 


周りの人が、あなたがどれだけの時間考えたかという事を知る術は、あなたが決断して外に見える形で行動を起こしたとき。
つまり、知能線の長さは、あなたが決断し、行動を起こすまでの長さだと言う事です。


長い人は、行動するまでに、じっくりと考えます。

短い人は、短期集中!ぐっと考えて即行動に移すのです。

いずれの場合も、ちゃんと頭は使っているという事ですね。

知能線を活かした人生

今までの説明から、単に「よい知能線」「悪い知能線」と言い切る事は難しいという事がお分かり頂けたと思います。

よいか悪いかは、あなたの手に記されている知能線の特徴から分かる事を、日々の生活にいかに活用していくかということで決まるのではないでしょうか。


ここで少しだけその活かし方をご紹介しますね。

 

知能線が長め人

腰を据えてじっくりと考えることのできる人。物事をあらゆる角度から分析して深める事ができます。
研究職や長期的な計画を伴う事に携わると良さを発揮します。
何を深めていくか、それを見つける事が大切ですね。

 

知能線が短めの人

短期集中!決断力と行動力の人。まず行動して体感する、駄目なら次に進む。

そうすることで大きなチャンスを掴む可能性を秘めています。

おわりに

知能線は、その人の司令塔である「脳」のパターンを垣間みる事ができます。

長さだけではなく、向かっている方向、始点の状態、線全体の状態などを詳しく分析すると手を持つ人の姿が浮き彫りにされてきます。

つまり、それがその人の性格ですね。


しかし、人間はそんなに単純な生き物ではないので、知能線だけでその人の性格を言い当てることはできません。
育った環境の影響を受けたり、自ら変わろうとしたり、心に動かされたりなど、様々な要因が個性を作っています。


それを教えてくれるのが、手そのものの特徴、指の状態、そしてその他の手に現れる線(手相)なのですね。

 
 コラムニスト情報
寺島みさお
性別:女性  |   現在地:東京都台東区  |   職業:手相学研究家/家族療法カウンセラー/手相講師

東京都台東区台東4-2-4 勝部ビル102
一般社団法人HASTA手相学研究所 代表理事
手相学研究家・家族療法カウンセラー

手相占いの基礎を本格的に習得後、独学で西洋手相学や東洋手相学の原書文献などから、手相学という「哲学」にアプローチし、心理を読む手相、カウンセリングツールとしてのHASTA手相学を確立。
手・指・手のひら・手相など、手をあらゆる部位から分析することで、単なる未来予知ではなく「自分を生きる」指針としての手相活用術を発信している。
一方で、家族療法カウンセラーとして、子育て支援や人財育成事業を展開。赤ちゃん・子ども手相鑑定、親子手相鑑定でお子さんの心と資質を読み取り、親子関係等、人と人との価値観の違いや資質を引き出す事で、コミュニケーションサポートを行っている。

現在は、東京都台東区(大江戸線新御徒町/JR御徒町)を拠点に、カウンセリングの個人セッションをする一方、手のひらの線(手相)のみならず、手の特徴、指の特徴からも人の傾向を読み背中を押すことのできるカウンセラーを養成する手相講座やコミュニケーションアドバイザー、自己実現アドバイザー等の講座を開催している。

ホームページ http://hasta-tesou.com
・HASTA手相学スクール: http://hasta-tesou.com/school/
・家族療法カウンセリング: http://hasta-kaze.org
オフィシャルブログ: http://ameblo.jp/hipno-kaze/
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