手相から読み解く子どもの心。子育てに役立つ手相線の見方 (1/2)
こんにちは、手相学研究家の寺島みさおです。
左右の手は脳と繋がり、それぞれ右脳と左脳の反射ではないかと私は考えています。
このような観点から手相を見ていくと、手相は様々なシーンで活用できます。
今日は「言葉にならない声を聞く」をテーマに、自分の気持ちを上手に表現できない、小さなお子さんの心を手相から探るヒントをお伝えしましょう。
人は、行動する事や話す事で、心にある思いを表現します。
それと同じように、お父さんやお母さんは、子どもの態度や行動・言動で、「○○な子だ」と判断しがちです。
でも、同じ言動でも、それを動かしている「こころ」は違っているかもしれません。
先日、3人のお子さんを持つお母さんから、相談がありました。
末っ子のお嬢さんについての相談で、上の二人のお兄ちゃんとは全く違い、子育てに非常に苦慮しているとの事でした。
お母さん曰く「とにかく我が強くて、言う事を聞かない」のだそうです。
2歳になったばかりのお嬢ちゃんの手を見てみると、「ますかけ」という相でした。
ますかけとは、感情線と知能線が一緒になった「天下取りの相」などとも言われる相です。
確かに、我が強いような行動をする相ですね。
「天下を取る」と言わんばかりに、一国の長のような気質を持っていますから、お母さんの言う事を聞かないのも頷けます。
「ますかけ」同様、周りには我が強く見られる傾向がある相はいくつかありますが、それぞれ「頑固」に見せている「こころ」が違います。
手相の着目点とそれが表す「こころ」をご紹介しましょう。
- ますかけ: 天下を取るんだ
- 知能線: 決めた事は絶対にやる
- 運命線: 一生懸命頑張りたい
- 親指: なんでもできるもん
- 中指: 自分のルールが大事
- 人差し指: ひとりでできるもん
うちの子は我が強いと思っているお母さん、お父さん、お子さんは、どんなタイプでしょうか?
意地を張っている裏側にある心を、分かってあげてくださいね。
「何をやってもすぐに飽きてしまって…」
「うちの子、じっとしていられなくて…」
お子さんの行動を見て、そんな風に思った事はありませんか?
一つの事をじっくりと取組む事が出来ない原因を探るポイントもいくつかあります。
- 知能線 集中力の度合いと好奇心
- 生命線 フットワークの軽さ
- 感情線 情熱の度合い
それぞれの線が違えば、その度合いも違います。
お父さん、お母さんの線とお子さんの線の状態を比べてみてください。
違っていれば、判断の基準も違っています。
じっくりと物事に取組む度合いや興味の対象は、手相が違えばみな違うのです。
一般に知能線が長いと、じっくりと取組む時間も長くなります。
そうすると、短い子は飽きっぽいと言う事になります。
手相は、この線がよい、この線が悪いと言う風に読むことはできません。
以前のコラムでもお伝えしているように、手に現れる現象は、より良く生きるヒントです。
それぞれの線の特徴には良い点(伸ばすべき点)と注意すべき点が混在しています。
じっくり取組む事は出来ますが、すぐに結論を出すのが少し苦手です。
苦手な事にフォーカスすると、愚図な子になってしまいます。
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東京都台東区台東4-2-4 勝部ビル102
一般社団法人HASTA手相学研究所 代表理事
手相学研究家・家族療法カウンセラー
手相占いの基礎を本格的に習得後、独学で西洋手相学や東洋手相学の原書文献などから、手相学という「哲学」にアプローチし、心理を読む手相、カウンセリングツールとしてのHASTA手相学を確立。
手・指・手のひら・手相など、手をあらゆる部位から分析することで、単なる未来予知ではなく「自分を生きる」指針としての手相活用術を発信している。
一方で、家族療法カウンセラーとして、子育て支援や人財育成事業を展開。赤ちゃん・子ども手相鑑定、親子手相鑑定でお子さんの心と資質を読み取り、親子関係等、人と人との価値観の違いや資質を引き出す事で、コミュニケーションサポートを行っている。
現在は、東京都台東区(大江戸線新御徒町/JR御徒町)を拠点に、カウンセリングの個人セッションをする一方、手のひらの線(手相)のみならず、手の特徴、指の特徴からも人の傾向を読み背中を押すことのできるカウンセラーを養成する手相講座やコミュニケーションアドバイザー、自己実現アドバイザー等の講座を開催している。
ホームページ http://hasta-tesou.com
・HASTA手相学スクール: http://hasta-tesou.com/school/
・家族療法カウンセリング: http://hasta-kaze.org
オフィシャルブログ: http://ameblo.jp/hipno-kaze/
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