初心者でも簡単、チョークアートの描き方!オイルパステルで描く「ぶどう」の書き方講座

執筆者: 大地 由希子 職業:建築士・チョークアーティスト
はじめに

こんにちは、チョークアーティストのユキコこと、大地由希子です。
チョークアート工房「YUKIKO CHALKART NETWORK」を主宰、制作の傍ら、自宅教室やカルチャースクールにて指導を行っています。

前回、チョークアートは楽しくてやさしいアートであるとお話しました。
黒いボードに描かれた下絵にパステルを塗り、指で触って色を馴染ませていくので、子供やご年配の方、絵が苦手な方にも、ぬり絵感覚で気軽に楽しく取り組んでいただけます。

では早速、実際に描いてみましょう。

チョークアートを始める前の準備
用意するもの
  • 黒いMDFボード
  • オイルパステル
  • 白と黒の色鉛筆
  • 消しゴム


黒いMDFボードは、東急ハンズやネット通販で購入出来ます。
私のHPでも格安で販売していますのでご利用下さい。
初心者はA4以上の大きめのサイズが描きやすいでしょう。

白い色鉛筆は、下絵を描くのに使います。
黒い色鉛筆は仕上げ用です。

消しゴムは、一般的な物の他に、細かい部分を消せる物も用意しておくと便利です。
私は製図用の消しゴムを愛用しています。

100円ショップでも似たようなタイプが購入出来ます。
他に、汚れた指を拭くウエットティッシュやウエスも適宜ご用意下さい。

 

基本のモチーフを描いてみましょう

初めてのモチーフには、秋の味覚「ぶどう」を選びました。
ぶどうは、チョークアートの基本である、グラデーション(同系色の濃淡の移り変わり)と、ブレンディング(指で混色して馴染ませる作業)がとても分かりやすく学べる、初心者にぴったりのモチーフです。

なお、説明に出てくるオイルパステルの品番は、ぺんてる「専門家用パス」の品番です。 

 

 

ボードに下絵を描きます

ぶどうの実物や写真を見ながら、ボードに白い色鉛筆で丁寧に模写していきます。
粒は塗りやすいように、大きめに描きましょう。
ぶどうは初心者にも描きやすいモチーフですが、絵に自信がない方は、コピーした画像をチャコペーパーで転写しても良いでしょう。 

 

 

一番上になるぶどうに色をつけます

薄赤紫(119)で、ぶどうの粒のアウトラインをなぞります。
粒のお尻の点部分を白(100)で塗り、周囲を黄緑(143)で囲みます。

陰になる部分に濃紫(121)を細く塗り、お尻の点部分を避けて、外側から濃赤紫(120)、薄赤紫(119)、白(100)の順に塗ります。
色の境界は、両方の色が重なるように塗りましょう。
ブレンディングがしやすくなります。 

 

 

ブレンディングをします

塗る時は濃い色からでしたが、ブレンディングは薄い色から行います。
よって、ここでは白から始めて、薄赤紫、濃赤紫、濃紫の順に指で触って色を混ぜ合わせ、グラデーションを作っていきます。

お尻の点部分は別の指でブレンディングをして、周囲の色と自然に馴染ませましょう。
最初ははみ出すのは当たり前なので、余り気にしないことですが、どうしても修正したい場合は、消しゴムで消せますので描き直しは可能です。

 

 

下になるぶどうに色をつけます

次に、下になるぶどうを塗ります。
陰になる部分が増えるので、良く見て濃紫(121)を細く塗り、先程と同じように濃赤紫(120)、薄赤紫(119)、白(100)の順に塗って、ブレンディングをします。
この作業を繰り返して、全部のぶどうの粒を仕上げます。

 

 

ぶどうの茎を塗り、仕上げます

ぶどうの茎は黄緑(143)でアウトラインを描き、緑(146)を塗って、影の部分に茶(125)を塗ります。
最後に、お尻の点部分に黒い色鉛筆で小さく点を書き込めば、完成です。

 

 

おわりに

いかがでしょう、チョークアートの初級はぬり絵感覚という意味がお分かりいただけたのではないでしょうか。

ぶどうは粒が多いので描くのが大変かもしれませんが、同じ作業を何度も繰り返すことで、習熟度が増します。
最後の粒を描きあげた頃には、すっかりブレンディングにも慣れているはずですので、楽しみながら根気良く取り組んでいただければと思います。

 


次回からは季節にちなんだモチーフをレッスンしていきますので、どうぞお楽しみに。
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 コラムニスト情報
大地 由希子
性別:女性  |   職業:建築士・チョークアーティスト

建築士。
プロチョークアーティスト。チョークアートインストラクター。

水彩画で培った知識と技術を活かし、日々チョークアート制作に意欲的に取り組んでいます。
雑貨店、飲食店等の店舗看板を多数手がけ、「笑顔で働きたいママのフェスタ 」「アートマルシェ新宿」「犬展2014」「チョークアートの織りなすイタリアの世界展」など、展示会やイベントへの出展も精力的にこなしています。

インストラクターとして、埼玉県志木市の自宅教室、「SDカルチャー新所沢パルコ」「読売カルチャーセンター浦和」「浦和トレノーヴェ・カフェスクール」にてチョークアート講座を開講中。
出来るまで根気よく教える丁寧な指導がモットーです。
子供会や老人施設への派遣ボランティア講師としても、積極的に活動中です。

建築士の資格を活かし、チョークアートを用いた内装インテリアを手がけるのが、当面の目標です。

【ホームページ】 http://tinygaia.wix.com/yukiko-chalkart
  【ブログ】  http://ameblo.jp/hiiragi1710

 

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