ニューヨークで人気の美術館といえばメトロポリタンミュージアムやグッゲンハイム美術館、ホイットニー美術館などがあります。

そして誰でも聞いたことがある有名なMoMA(Museum of Modern Art)や、以前「もう一つのMoMA(モマ) ー MoMA PS1の行き方と魅力を紹介」というコラムで紹介させていただいたMoMA PS1なども知られています。

 

しかしニューヨークにはまだまだ魅力的な美術館があるんです。

 

そこで今回はマンハッタンから少し離れた街にある「ディア・ビーコン(Dia Beacon)」という現代美術館を紹介していきます。

 

 

多くの方がディア・ビーコン(Dia Beacon)という美術館を聞いた事がないと思います…。

それもそのはず、マンハッタンからはかなり距離があります。

行くのであれば、行って鑑賞して帰ってくるのにほぼ一日かかると思った方が良いと思います。

 

ちなみに距離は80㎞ほど離れています。

 

その為、行く方法はグランドセントラル駅から出ている電車のみになります。

※車でも行けますが、あまりオススメしません

 

さて、電車でしか行けないので、チケットを買う必要がある為、

チケットの買い方も紹介します。

 

まずはグランドセントラル駅まで行きます。

 

美術館は 11時開館の為、9時45分発のメトロノース鉄道：ポキプシー駅（Poughkeepsie）行きのハドソンラインに乗るのをオススメします。
自動券売機・窓口のどちらでも購入できますが、電車の往復券とディア・ビーコンの入場券がセットになったチケットを購入します。

値段は合計で$31.5です。

このチケットは「Getaway Package」という名称もあるらしいです。

 

 

チケットを購入したら電車に乗ります。

日本のように自動改札はない為、そのまま電車に乗って大丈夫です。

 

しばらくしたら車掌さんが来てチケットを確認します。

 

また、行先の車内放送や電光掲示板が車内に無かったりもするので、

車掌さんや、近くの乗客に聞いてましょう。

 

80分ほど乗っていると、Beacon station(ビーコン駅)に到着します。

奥に見えるのがハドソン川です。

 

 

案内板はありませんが大丈夫です。

この駅で降りる人は、ディア・ビーコン以外に行く目的は無いと思います。

 

この看板に向かって左側に緩い坂がありますが、そこを登っていきます。

途中に案内はやはり無いですが、10～13分程でディア・ビーコンに到着します。

 

広大な敷地にレンガ造りの平屋が建っています。

 

ここは美術館は昔、ナビスコの倉庫として使われていた場所です。
改装して中は本当に綺麗ですが、外見は歴史を感じられる建物です。

 

正面の大きい建物に向かって右側に、綺麗な感じのショップが見えます。

 

▲ここが受付で売店でお手洗いなどもあります。

 

入場券を見せると、ディア・ビーコン特製のピンバッチが渡されるので、それを上半身のどこかに着ければ入場できます。

※なお、美術館内は撮影禁止です

 

▲入口の扉

 

入った瞬間に広い空間が広がっていて、遠くの方まで見渡せます。

地下にも見学できる場所があり、面白い作品が展示されているので、時間を有効に使って全部の作品を見られるようにしましょう！

 

January–March(1-3月)
Friday–Monday 11 am–4 pm(金～月 11:00～16:00)

April–October(4-10月)
Thursday–Monday 11 am–6 pm(木～月 11:00～18:00)

November–December(11-12月)
Thursday–Monday 11 am–4 pm(木～月 11:00～16:00)

Dia:Beacon is closed Tuesdays and Wednesdays year-round, and Thursdays in January, February, and March.

(火曜日・水曜日は休館日　年末年始と1-3月の木曜日も休館日)

Dia:Beacon will be closed on Thanksgiving Day, Christmas Eve, Christmas Day, and New Year's Day.

(サンクスギビングデー、クリスマスイブ、クリスマス、年始は休館日)

Dia:Beacon bookshop and café are open from 10:30 am until close.

(ディア・ビーコンの本屋とカフェは10:30～営業しています)

いかがでしたでしょうか？

美術館好きの人は少し足をのばせば貴重な体験ができます。

ニューヨークの美術館はどこも大きく見るのに時間がかかる為、計画をたてるのが重要になってきます。

是非、参考にしてみて下さい。