古雑貨カフェ「木琴堂」シリーズ5 レトロ雑貨を使った室内・室外のインテリア実例 -古道具とグリーンを絡めた素敵空間づくり-
緑の美しい季節になりました。
ガーデニングはもちろん、部屋の中にちょっとしたグリーンを取り入れると毎日の暮らしがパッと明るくなりますよね。
鉢に水をやったり、花瓶の水を入れ換えたり、そんな手間暇が心に潤いを与えてくれるようです。
そこで今回は、グリーンをより楽しむための方法をいくつか考えてみたいと思います。
例えば古道具とのコラボ。
押し入れや納屋の中にあるもう使わなくなった古道具。
捨ててしまおうかな、でも粗大ごみに出すのもお金がかかるし…となんとなくそのままになってしまっている古道具。
それらをグリーンとうまく絡めて、素敵な空間を作ってみませんか。
具体例を見ていきましょう。
「古道具とグリーンのコラボ」といっても、どのようなものをイメージすればいいのか分からないですよね。
まずは一番分かりやすい例から。
こちらは古い木の折りたたみ椅子にグリーンを置いたところ。
古い木の味わいが独特の雰囲気を醸し出している古椅子に、鉢植えをぽんと置くだけ。
そこだけ時間の流れがゆっくりになったような、不思議な安らぎがあると思いませんか。
あるいはこちらは昔のお風呂の椅子。
同じようにちょこんとグリーンを乗せるだけ。
このほんのちょっとした「高さ」も、素敵な空間づくりのお手伝いをしてくれるように思います。
こちらは古いおかもち。
無垢の木ならではの古びた味わいがグリーンとマッチしますね。
咲きこぼれたお花とも相性抜群のはず。
こんな古民具とのコラボも楽しいですよ。
何に使っていたのか分からない古い農民具が納屋に眠っていませんか。
今はどこにもない形、あったとしてもリビングなどではまず見かけない珍しい形がオブジェとなり、グリーンをさらに楽しませてくれます。
こちらは牛の鞍に少し手を加えたもの。
わざわざ今からこの形のオブジェを作ることは至難の業ですが、すでに出来上がり、いい感じに古びている古道具はそのまま使ってしまいましょう。
部屋の隅に置くだけでいいのです。
「古道具とグリーンのコラボ」は室内だけではなく、屋外でも実践できます。
屋外では雨風に曝されることを考えなければなりませんが、それに耐えられるアイテム、むしろさらに古びていくことで魅力が増すアイテムもあるのです。
こちらは錆びた乳母車。
錆びれば錆びるほどグリーンが映えるように思います。
もちろん色彩にあふれた花の鉢も美しい組み合わせになりますよ。
こちらは車力。大八車の車輪ですね。
車力は何といってもこの丸い形。
この形が抜群のインパクトになってくれるんです。
和にも洋にも合わせられますし、玄関先にあれば何かと楽しいアイテムだと思います。
こちらは古びた車力。
長く風雪にさらされ、木がところどころ朽ちていますが、それこそが古道具の真骨頂。
ある時は雨に濡れ、ある時は雪を乗せ、強い日に照りつけられ、砂混じりの風に吹かれながら、静かにグリーンに寄り添い続けます。
長い年月を生きてきた古道具には、独特の佇まいがあるように思います。
そこに存在しているだけで味わい深いそれらを、あえて生き生きと若さあふれるグリーンとコラボしてみる。
そのミスマッチ感が空間のインパクトになる気がします。
あるいはグリーンを引き立たせ、あるいはグリーンに寄り添うことで、私たちの目を楽しませ、心をなごませてくれるように思うのです。
古雑貨・手づくり雑貨カフェ「木琴堂」
http://mokkindou.exblog.jp/
〒678-0174
兵庫県赤穂市砂子(まなご)95-6
営業日 木・金・土曜日
営業時間 10:00-16:00
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