ダリアを使った髪飾り(花飾り)の作り方!七五三や結婚式におすすめのヘアアクセ
こんにちは。フローリストの宇野知子です。
11月は、七五三の季節ですね。
七五三では、こどもの健やかな成長を祈願し、男の子は3歳と5歳、女の子は3歳と7歳にあたる年の11月15日に氏神様に詣でてお祝いをします。
最近では、前後の休日や祝日に家族揃ってお参りし、写真を撮りお祝いする方も多いと思います。
今回は、女の子の七五三に着る晴れ姿にピッタリな、生花の髪飾りをご提案させて頂きます。
七五三とは、3歳で男女ともにそっていた髪を伸ばし始め、男の子は5歳で袴を着るようになり、
7歳で女の子が着物に帯を使い始めるようになった風習に基づき、「髪型や服装を変える、幼児からこどもへの成長の儀式」として、江戸時代の中ごろから始められたと言われています。
風習の意味を考えると、髪飾りの大切な意味も見えてきますね。
七五三のお祝いが行われる秋の季節。お勧めしたいお花は、ダリアです。
最近では、大輪や咲き方、色も品種改良されて、いろいろな種類のダリアを見かけるようになりました。何といっても華やかで、お祝いにはピッタリですし、季節感も感じられると思います。
夏から秋にかけて開花し、色鮮やかな花色とダイナミックな花の大きさが特徴的です。
赤・オレンジ・ピンク・紫・白など、色も豊富。
咲き方もさまざまで、手のひらのように大きく咲くものから、丸く咲くぽんぽん咲きと言われているものなど、人気が高いです。
夏の暑さに弱く、高冷地の方が色鮮やかな花が咲くと言われています。
- ダリア 1本
- 硬めのワイヤー(花用であれば#22)20cm×1本
- コットンまたはティッシュ
- フローラルテープ(茶色または緑)
- 花バサミ
- ワイヤー切りバサミ(ペンチなど)
- ダリアを花首1cmほどでカットして、切り口を水を入れた容器につけて、1時間以上水あげをする。
- ワイヤーを茎に沿わせて切り口から真っ直ぐ挿す。硬めのワイヤーなら1本・細めのワイヤーなら2本使用して下さい。
- 水を含ませたコットンを切り口にあて、茎とワイヤーと一緒に、フローラルテープで巻く。
- ワイヤー部分を5cmほど残してカットする。
ダリアをメインに、小さめのお花や実ものを一緒に加工してみるのもお勧めです。
加工方法は、お花によっていろいろありますが、ご紹介しましたように茎にワイヤーを添えて、フローラルテープで巻く方法が1番簡単かと思います。
可愛らしい七五三のお祝いに、お着物のお色と合わせて作ってみて下さいね。
また、生花の髪飾りは、七五三だけでなく結婚式の花嫁さんや成人式にもぴったりです。
腫れの日を、華やかに可愛らしく演出してくれる生花の髪飾り。
是非、お試し下さい。
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フローリスト
フラワーコーディネーター
フラワーショップ『La vie en Fleur』経営。
花教室運営に加えて、親子で楽しむ花のある生活を提案、
通信講座を企画し発信しています。
フラワーアート作家としても活動。
手作り雑貨サイト等で販売もしています。
著書
『花育のすすめ』(三省堂)
HP
La vie en Fleur
http://www.la-vieen.co.jp/
楽天 フラワーギフト専門店Vivre
http://www.rakuten.co.jp/vivre/
ブログ
こどもと一緒に・・・葉っぱなまいにち
http://blog.goo.ne.jp/tsubakono
フローリストの・・・葉っぱなまいにち
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