ストレスや失恋等々、人間ショックな出来事があるとついやけ酒・やけ食いをしてしまいます。

こういった暴飲暴食は珍しいことではなく、知らず知らずのうちにしているものです。

暴飲暴食をしてしまうと胃が重く、体調がおかしくなったりしますよね。

暴飲暴食が続けば過食症になり、つらい思いをすることになりかねません。

日頃から意識して避けることがベターですが、気が緩んで食べ過ぎることもあります。

では、食べ過ぎ・飲み過ぎた翌日をどう乗り切れば良いのでしょうか？

暴飲暴食をしたなら、同じように食事を変えて体調を改善してあげましょう。

食事を変えるといっても難しいものではありません。

暴飲暴食時に多く摂取してしまうものが肉や揚げ物といった脂分、そしてアルコールです。

人間の消化吸収能力は限界がありますので、時間をかけて体内環境をゼロに戻す必要があります。

吐いてしまえばスッキリ、と考えてしまうかもしれませんが、却って危険です。

体に大きな負担をかけ、癖になると過食症・拒食症になってしまいます。

しばらく脂分は取らないようにしましょう。肉と揚げ物は止めることが一番重要です。

胃の中にある食事をまずは消化しきってしまうためにも我慢しましょう。

また、すでに大幅にカロリーオーバーしています。

体重が気になる方は特に気を付けましょう。

大根は胃に優しい食材です。中に含まれる成分が働きかけ、消化吸収を促進します。

最も手軽な食べ方は大根おろしです。

大豆製品も暴飲暴食時には効果を発揮するため、大根の味噌汁も良いでしょう。

手軽さも随一です。

山芋・オクラのようなネバネバ食材も暴食時にはピッタリです。

元々消化吸収も早く、栄養満点なので暴飲暴食時の体調を整える面でも優れています。

ネバネバ丼が一番手軽に食べられますが、せっかくなら大根も一緒に食べられる料理を作りましょう。

大根と山芋、オクラを使用してすぐ作れる料理があります。それがうどんです。

食材を乗せてめんつゆをかける、ぶっかけうどんですのですぐに作れます。

調理時間はゆで時間+5分程度です。

【材料(1食分)】

• うどん1玉
• 大根:2cm
• 山芋:2cm
• オクラ:2本
• 大葉:1枚
• ゴマ:適量
• めんつゆ(ストレート):100cc

【手順】

• 山芋と大根は皮を向きすり下ろす
• オクラは塩もみして流水で流したらレンジで30秒ほど蒸す
• オクラを氷水でさっと締め、みじん切りにする
• 大葉は2～3mm幅の千切りにする
• 鍋に湯を沸かしてうどんを茹でる。茹で上がったら流水で締める
• 器にうどんを盛りつけ、上記材料を乗せてゴマを振り、めんつゆをかける

大根は皮ごとすり下ろしても大丈夫です。

食べるときはグルグルかき混ぜ、ネバネバさせながらどうぞ。

好みで卵黄も乗せると彩り豊かになります。

お酒などを飲み過ぎた時はほうれん草、小松菜など青物野菜を食べましょう。

栄養価が豊富で胃にも優しい食材です。

各種ビタミンが多く含まれ、臓器の機能を高めてくれます。

茹でておひたしにしたり、薄く味付けただし汁で煮込むなど、あっさりめの味付けにしましょう。

お酒や炭酸など、胃に刺激を与える物は止めましょう。

場合によっては刺激で吐き気が出てくることすらあります。

基本は水にし、適度にお茶や紅茶を嗜む程度にしましょう。

ミルクティーのような胃に優しい飲み物もおすすめです。

コーヒーは胃への刺激が強いので1日我慢しましょう。

ハチミツも栄養が豊富です。

暴飲暴食でなにも食べたくない、体調が優れない、といった時に役立ちます。

ハチミツ大さじ1をお湯100ccで溶かし、すり下ろしたショウガやゆずの絞り汁を入れて飲みましょう。

体を温める効果があり、新陳代謝も活性化します。暴飲暴食が原因で体調を崩したときにおすすめです。

宴会などで暴飲暴食してしまったとき、次の日に堪えるとつらいですよね。

逆に暴飲暴食時だからこそ、食事で体調を整えることが重要です。

栄養を補給し、体を正常に戻してあげましょう。