ストレスが溜まりやすい人の行動パターン10選!診断チェックから分かる上手な解消法
誰しも抱えているストレス。
でも、ストレスとひと口に言っても、実はストレスにはいくつかの種類があって、良いストレスと悪いストレスがあると知っていましたか?
ストレスは感じることは出来ても、具体的に目に見えるものではありません。
もしかしたらあなたがストレスに感じていることは、言うほどストレスに感じていないのかもしれません。
そこで今回はストレスの種類と、ストレスが悪玉から善玉に変わるポイントについてまとめてみました。
ストレスは主に3つの種類に分けられると言われています。
まずひとつは、物理的、科学的なストレスです。
暑さや寒さ、怪我。騒音や悪臭といった肌で感じるものから、匂いで感じるものまでが当てはまります。
続いてふたつ目は、生理的なストレスです。
これは飢え、病気、過労といった身体的なものから、精神的なものまでを含みます。
最後は、心理的、社会的なストレスです。職場や家庭などの人間関係から生まれる葛藤や不安。
また、緊張、不満、怒りといったものまでがこれに当てはまります。
おそらくほとんどの人が、心理的、社会的ストレスに悩まされているのではないでしょうか?
例えば自分のキャパシティを超える仕事を与えられた時、人は「こんな仕事、自分にはできない」とストレスを感じます。
しかし、精一杯ことに当たってその仕事をやり遂げた時、人は大きな達成感を味わえるはずです。
ある大学が行った研究でもこんな結果が得られたそうです。
ネズミにストレスを与えたところ、ストレスを克服したネズミからは「ノルエピネフリン」という、気分を良くする物質が通常より多く検出されたのだとか。
つまり、困難を乗り越えるまでのストレスは、人間にとって必要なものであるということ。
ストレスをどう乗り越えて処理をするかによって、悪いストレスになるのか良いストレスになるのかが変わると言えそうです。
とはいえ、ストレスを感じているかどうかは主観の問題で、いま感じているストレスが悪いものか良いものかは、なかなか判断が難しいものです。
そこで今回は、心理学者フリードマンとローセンマンが発表している「ストレスが溜まりやすい人の行動パターン」をまとめてみましたので、さっそく覗いていきましょう。
- 歩くのが速い
- 表情に油断がない
- 目が生き生きしている
- 緊張しており、歯を食いしばったり、顎をすり合わせたりする
- 口を横に開いて微笑む
- 滅多に大笑いをしない
- 相手を見ながら話す
- 深く腰掛けない
- せっかちに体を動かしたり、動き回ったりする
- 言葉と言葉の間に休息をおかないで話す
いかがでしたか?
当てはまる数が多いほど、ストレスを感じる度合いが強くなると言われています。
では、自分がストレスを感じやすい体質と分かった人はどうすればいいのでしょうか?
実はストレスと上手く付き合う方法があるのです。
上記の行動パターンに当てはまる人ほど、次の行動を普段から意識してみてください。
上手にストレスと付き合う方法がみつかるかもしれません。
- 疲れを感じたら無理をせず、睡眠はたっぷりと取る
- 人間関係のストレスは酒に頼らず、他人に相談する
- 食事、トイレ、睡眠などの生活のリズムを大切にする
- 家族などの仕事以外の付き合いを重要視する
- 「ノルエピネフリン」の分泌を促すような仕事、趣味、スポーツを見つける
ストレスが苦痛に感じたら、自分なりに上手くストレスを解消する方法を見つける努力をしましょう。
ストレスのない人生はあり得ないと割り切り、上手く発散することができれば、日々の生活がもっと楽しいものになるはずですよ。
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