自分に似合う「ブラウン・ベージュ」の選び方。肌の色から見るお洋服コーディネート (1/2)
こんにちは。カラーリストの中井美香です。
冬にぴったりなベーシックカラーと言えば、ダッフルコートやムートンコートに多い「ブラウン」や、トレンチコートでよく見かける「ベージュ」です。
ただ、「ブラウン・ベージュ」と一括りにしても、店頭には様々な色味があり、どれを選べばいいのか迷う事も多いと思います。
そこで、今回は自分にぴったりの「ブラウン・ベージュ」の見つけ方をご紹介していきます。
似合うブラウン・ベージュは、人により異なります。
基本的には、イエローベース(黄みの強い色がお得意な肌色)の方に似合う色ですが、その中でも得意・不得意は分かれます。
また、ブルーベース(青みの強い色がお得意な肌色)の方にとっては、苦手な色ではあるのですが、お似合いになる色もあるのです。
イエローベースの方は、ブラウンがお得意です。
ただ、明るい色が似合う方と、暗い色がお得意な方では、似合うブラウンが変わってきます。
明るさを間違えることで、途端に似合いにくくなるので、「明るさを間違えない事」が重要です。
- イエローベースで明るい色がお得意な方に似合うブラウン
キャラメルブラウンやミルクチョコレートの様な「黄みやオレンジ」を感じる、明るいブラウンがおすすめです。
- イエローベースで暗い色がお得意な方に似合うブラウン
ブラウンが最もお得意なタイプですが、明る過ぎる色は苦手感が出てくるので、注意が必要です。
ブラックチョコレートの様なダークブラウンや、コーヒーブラウンの様な「黄みやオレンジ」を感じる、暗めブラウンがおすすめです。
ブルーベースの方は、「赤み」や「ピンク」を感じるブラウンがお似合いになります。
「明るさ」に注意して、お似合いになる色を選んで下さい。
- ブルーベースで暗い色がお得意な方に似合うブラウン
ワインブラウンやブラックブラウンなど「赤みと暗さ」を感じるブラウンがおすすめです。
- ブルーベースで明るい色がお得意な方に似合うブラウン
明るめのワインブラウンがおすすめ。また、濁り感がOKな方であれば、ココアブラウンやあずき色の様な、「ピンク」を感じるブラウンもお似合いです。
「黄みやオレンジ」を感じるベージュがお得意です。ただ「濁り感」のある色が得意な方と、苦手な方では、お似合いになるベージュが異なります。
ここを間違うと、肌色がくすんで見えたり、疲れて見えたりと、違和感が出てきますので、ご注意ください。
- イエローベースで濁りが苦手な方に似合うベージュ
ミルクティーベージュの様な濁りのないベージュがおすすめです。
- イエローベースで濁りがお得意な方におすすめのベージュ
カーキベージュの様な、黄みが強くて濁ったベージュがおすすめです。
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