老後の生活資金に必要な貯金額はいくら?今から始める貯蓄プラン

執筆者: 高橋 加奈子 職業:ファイナンシャルプランナー
はじめに

こんにちは、ファイナンシャルプランナー高橋加奈子です。

 

みなさん、「今年こそは貯蓄したい」、「家計簿でしっかりと支出管理する」と考えられている方も多いと思います。

 

そこで今回は、貯蓄の3つのメリットについてお話したいと思います。

 

貯蓄をするメリット

貯蓄のメリットとして、よく言われているのは、以下の3点です。

 

  1. 病気や災害などのリスクに備えることができる。
  2. 老後のセカンドライフを豊かにできる。
  3. 結婚、出産、住宅購入、教育、旅行などが心置きなくできる。


あらゆるリスクに備え、夢のあるライフプランを実現するためにも貯蓄は必須です。

では、項目ごとに、貯蓄のためのポイントを考えてみましょう。

 

 

病気や災害などのリスクについて

思いがけない事が起こってしまった場合、早目にお金を用意する必要があります。

そのため、すぐに引き出せる普通預金のような預金と保険商品を、上手く組み合わせましょう。

そうすることで、万が一の大きな出費に備えることができます。


年末年始にかけて、現在、加入中の生命保険についてチェックしましょう。

いざと言う時に支払いがされる事例などを、今一度、確認しておくと良いですね。

また、生命保険で支払われる金額を念頭に置いて、預金も準備しておくと良いかと思います。

 

老後のセカンドライフについて

老後のゆとりある生活のためには、年金だけでは足りません。

少しまとまった金額を準備する必要があります。

よく言われているのが、年金含めて1億円という金額です。


まずは、ご自身の年金が毎年いくら支払われるのかを、年金定期便で確認してみましょう。

そして、時間を味方につけて、毎月の積立投資で資産運用を20~30年単位で継続すると、少しでもこの数字に近付けることができます。

少額でも良いので、少しでも早く始めるのが吉です。


 

各ライフイベントについて

ライフイベントの貯蓄を考えるのならば、年末年始に家族一同が集まるこのタイミングがチャンス。家族と一緒に、先々のライフプランを立て、目的までの貯蓄の道のりを話し合いましょう。

皆で歩み進めれば、絆も強まりますよ。


家計管理をして貯蓄を始める

貯蓄を始めるには、まず、家計簿をきちんと使って日々の家計管理していくことです。

家計簿を毎日つけるコツがあります。

 

  • レシートを貰う。
  • 毎晩5分、財布を整理整頓する。

 

レシートが入った財布を綺麗にするには、家計簿に必要項目を記載し、捨てる必要があります。

この2つを意識していれば、自ずと家計簿が続くようになります。

 

おわりに

お盆、年末年始など家族が一同に集うタイミングは、貯蓄を始める1つのきっかけです。


ところで、貯蓄には、貯蓄した人にしか分からない「知られざる3つのメリット」があるのです。

次回は、そのことについてお話しします。

 
 コラムニスト情報
高橋 加奈子
性別:女性  |   職業:ファイナンシャルプランナー

みなさんこんにちは。くしろ在住のファイナンシャルプランナー高橋加奈子です。現在、くしろにてライフプランニング教室を主催しております。
「家計からHAPPYに!」をモットーに、皆様の生活に彩りを添えられるようなマネーライフプランニングを提案しいていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

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