子育て中のスマホは悪影響か?赤ちゃんとのスキンシップで脳の発達を促そう (1/2)
今の日本は医療も進んでいますし、教育も充実しています。
飢餓も戦争もありません。
日本は健康で健やかに育つ環境にあるように思われます。
しかし今の赤ちゃんには、生まれてすぐに強敵がいるのです。
それはお母さんの携帯電話です。
時代は移り変わり、今はハイテクの時代で、生活も便利になっています。
しかし人間の体はずっと昔と同じです。
脳の発達は昔から人との触れ合いで、正常に進むようになっています。
しかし今あまりに大人の社会に色々なものが溢れ、子供たちと触れ合う時間を奪っています。
携帯電話もその一つです。
「妊娠したらタバコとお酒はやめよう」というのは、世の中に浸透しています。
もうひとつ「育児中は子ども優先に、携帯電話をひかえましょう」というのを広げてみませんか?
今から15年くらい前からでしょうか?
携帯電話(ガラケー)が世の中に広まってきた頃からだと思います。
入園してくる子供の様子が少しずつ変わってきました。
コミュニケーションをとるのが苦手だったり、発達のアンバランスがある子が増えてきました。
メールにはまり長時間する方も、中にはいたようでした。
最近、保育現場はますます凄いことになってきています。
保育士がクラスでいろいろな活動をしようとしても、理解力がなく一緒に行動できない子が増え、保育園では深刻な問題になっています。
ガラケーやスマホの普及された時期が、これらの気になる子が増える変化と同時なのは、決して無関係ではないと思っています。
小さい時の脳の発達の遅れは、後で取り戻そうと思っても、難しいことです。
これは長年、保育園で子供たちを見ていて思うことです。
赤ちゃんは寝てばかりで、おっぱいやミルクを飲んでは大きくなる印象ですね。
体の成長も凄いですが、さらに凄いのは脳なのです。
生まれたばかりの赤ちゃんは、ぼんやりした感じがします。
しかしその頭の中ではものすごい成長があるのです。
3歳で脳の80パーセントが既に出来上がると言われています。
脳の発達には、お母さんや周りにいる人の触れ合いが必要なのです。
たくさんスキンシップして貰い、可愛がられた赤ちゃんの脳は、素晴らしく発達するのです。
すべての赤ちゃんは、素晴らしい進化できる脳を持って生まれてくるのです。
赤ちゃん時代の環境でその能力を失ってしまうのは、残念を通り過ぎて残酷なことです。
愛情いっぱいの刺激を与え、将来いろいろなことにチャレンジすることができる脳にしてあげましょう。
将来勉強ができるかどうかだけでなく、性格形成にも大きく影響するのです。
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