脱・恐い上司!新入社員・後輩・部下を一人前に教育する、4つの指導ポイント
4月になると、続々と新入社員が入社してきます。
新年度から教育担当に任命されたり、後輩が出来る方も多いと思います。
新人に仕事を教え、一人前に育て上げるのは意外と大変。
教育マニュアルもあると思いますが、あくまでもマニュアルです。
これから社員教育・部下の指導にあたる場合、どういった点に気を付けるべきでしょうか?
アパレル店員のコミュニケーション術より、指導方法のポイントを4つご紹介します。
OTJでは、ある特定の問題に対してどう行動すべきかを新入社員に問うことがあります。
良くある事例ですが、すぐ答えさせたりしていませんか?
ある問題に対してどう立ち向かうべきかを問うときは、まずじっくり考えさせましょう。
答えが出たら"理由と結果"をさらに問うようにしましょう。
どう行動することでどんな結果になるか、それが正しいのかどうかしっかり考えさせます。
これはOTJに限らず、部下が壁に直面した際にも有効です。
自分で考えさせるクセを付けさせましょう。
考えた末に答えが出たとしても、それが間違っている場合もあります。
間違いを指摘するのではなく、ヒントを与え、さらに考えさせることが大切です。
- 「○○だと思います」→「そうかもしれない。でも××だったらどうする?」
- 「○○じゃないんですか?」→「そういう考え方もあるね。ただ××かもしれないよ」
このようにアドバイスは最小限に、ヒントは最大限与えるようにします。
何らかの問題に直面したとき、ヒントを与えて何が問題だったか考えさせ、次に繋がるアドバイスをしてあげましょう。
個別ミーティングなどではいきなり本題に入らず、雑談を交えてから本題を切り出しましょう。
誰でもMTGとなると緊張しがちだと思います。
いきなり本題に入ると問題解決がうまく行かず、社員のやる気を削ぐ結果になることも。
自分が逆の立場だったらどうでしょうか。
ガチガチに緊張すると言いたいことも言えませんよね。
流れとしては、雑談→本題→雑談という流れがベターです。
コミュニケーションを深めるために雑談7・本題3位の割合でも良いと思います。
事務的な応対ばかりではコミュニケーションもできません。
日ごろからきめ細やかなコミュニケーションを怠らなければ、部下が問題に直面したときのフォロー・アドバイスもスムーズにできます。
「それは違うよ」。
いきなり言われたらへこみませんか?
何言ってんだ、と感情的になることもあるでしょう。
人間誰でも否定されることは苦手です。
これは部下も同じで、新人ともなるとダメージは相当大きなものになります。
相手の言い分が間違っている、違うと言った場合は頭ごなしに否定をしないこと、否定するならその理由を明確に説明することが求められます。
曖昧な返事は相手が納得しないばかりか、わだかまりが残ってしまう結果になるでしょう。
基本的に社員教育・部下の指導はコミュニケーションの連続です。
あまり事務的な対応ばかりでは、後輩が一人で悩む原因になったり、職場の指揮に関わることもあります。
相談しにくい・怖い先輩にはならないようにしましょう。
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服飾専門学校を卒業後はアパレル業界へ数年間身を置いていました。
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