初心者もらくらくHP作成!ホームページビルダーのメリットデメリット
こんにちは、PCインストラクターの良知敏子です。
ホームページ作成には、メモ帳などのテキストエディタや、Dreamweaverといった本格的なソフトウェア、昨今はJimdoやWixなど、ホームページを作るWeb上のサービスを利用される方がおられるかと思います。
今回は、その中でも「ホームページビルダー」の操作方法についてご紹介します。
まずは、ホームページビルダーのバージョンを確認してみましょう。
現在の最新版は、ホームページビルダー19になります。
19からは「SP」というツール、または「クラシック」という2通りのツールを使った作成が可能です。
また、ホームページビルダーは付属の解説書の有無や素材・テンプレートの数により、異なるパッケージ名で販売されています。
しかし、本体そのものは、どのパッケージでも同一です。
それでは、まずはSPというツールを使ってみます。
あらかじめ組み込まれた素材を、ドラッグ&ドロップで直感的に配置して、見栄えの良いホームページを簡単に作れるのがこのツールです。
こちらがSPの起動時画面。
起動時画面にも書いてありますが、作成の大まかな手順は以下になります。
- テンプレートを選ぶ。
- 用意されている多くのパーツから好きな物を選び、好きな場所に配置してテンプレートのカスタマイズをする。
- サイトを公開する
至って簡単、3ステップの作業でサイト公開ができます。
あんなに苦労しても上手くできなかったから習いに来たのに、と驚く方もいらっしゃいます。
確かにこの説明だと、とても簡単そうですよね。
ホームページビルダーにはテンプレートが数多くあり、それらを利用すれば簡単にサイトが作成できてしまうほか、ホームページビルダー19からは全テンプレートがスマートフォン対応になっています。
ホームページビルダー19のテンプレートを使えば、PCとスマートフォンのどちらからサイトを閲覧しようとしているのかを自動判別し、それぞれに最適なデザインでサイトを表示する仕組みになっているということです。
つまり、PC用とスマートフォン用のサイトを別々に作成する必要がなく、PC用のサイトだけ作れば良いのです。
これはSPに限った事ではなく、クラシックでも同様です。
ここまで、ホームページビルダーの使いやすさを中心にお話ししてきましたが、もちろんデメリットもあります。
あらためて、メリットとデメリットを確認しておきましょう。
- ソフトの販売価格が、比較的手頃である。
- 操作方法がWordやExcelなどと類似しているので習得しやすい。
- 付属の写真やイラスト、テンプレートが充実している。
- 付属の写真やイラスト、テンプレートを利用すると、オリジナリティのないホームページになりやすい。
- 大規模なサイトの作成にはあまり向かない。
なお、オリジナリティを出す方法もありますし、大規模なサイトの作成も可能です。
ただ、規模が大きい場合はDreamweaverに比べて作業が大変になります。
いかがでしたでしょうか、簡単にサイトが作れそうな気がしてきませんか?
次回は、実際にサイトの作成を行っていきますので、楽しみにしていて下さいね。
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はじめまして。静岡県静岡市でパソコン講習やセミナー、ホームページ作成やサポートを行っているテックスカラ代表の良知敏子と申します。
営業事務業務のIT担当として、たまたま携わったパソコンでしたが、色々な業務に携わりながらとてもたくさんの事を学び、現在に至っております。
常にユーザー目線での講習や制作を心がけることが信条です。
どうぞよろしくお願いいたします。
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