可愛い苺をスイーツギフトに!愛媛いちご「紅い雫」のお菓子レシピ (1/2)

執筆者: やのくにこ 職業:フードトレンドクリエーター
はじめに

フードトレンドクリエーターのやのくにこです。


苺は、12月下旬からスーパーなどの店頭に並び始めます。

ハウス栽培では12月下旬から6月頃まで長く出荷していますが、本当の旬はこれから。

露地物は4月に花が咲き、5月6月と出荷の時期を迎えます。

 

 

愛媛の新品種「紅い雫」(あかいしずく)

愛媛県西予市宇和町のJA東宇和苺部会長を務める、酒井敏幸さんのハウス内は、苺の甘い香りが漂っています。

 

酒井さんのハウスでは「あまおとめ」と「紅ほっぺ」を掛け合わせて出来た新しい品種、「紅い雫」が真っ赤に色づいています。

平成26年6月に県は品種登録出願し、「紅い雫」と名付けました。

 

 

ハウス内の様子

ハウス内は夏のような暑さ。
ハウスに一歩入ると汗が噴き出します。
日中は27℃の温度を保ち南国のような暑さです。

 

苺に光を当てよう

苺の色づきは、温度だけでなく日照時間も重要。

反射シートを使って、苺に光が乱反射するように工夫しています。

 

ハウス内の栽培管理は完璧

苺のハウスの中はとても整然として綺麗です。

14アールの広さで高設栽培していますが、足元にゴミひとつ落ちていないのです。

 

美味しさの秘訣は行き届いた細やかな栽培管理。

そして、生産履歴の記帳など安心安全な苺づくりに力を注いでいます。

 

お水を与えるタイミングも完璧

水やりはハイテク化されています。

日照量をコンピューターで計測して、5万ルクスで1回灌水するようにセットしているのです。

 

水や液肥の量は、生育状況を見てこまめに調整することで、美味しい苺ができます。

 

 

イチゴのファン作り
生産数は多くない

宇和地区での生産者は7件。

53アールで栽培していますが、数量がまだあまり多くないのです。

これから栽培量を増やして、愛媛の新しい苺としてファンを増やしていく取り組みも重要です。

 

お味のほどは

果実も程よい硬さがあり、完熟出荷が出来るため、糖度も高く香りも良いのです。

そのまま食べても、お洒落なスイーツに加工しても楽しめます。

 

苺の健康・美容効果

大粒の苺を5個食べると、1日に必要なビタミンCが取れると言われています。

風邪予防、美肌作りに美味しい苺を毎日食べるなんて、女性なら憧れのお洒落な生活ですね。

 

ストロベリー・チョコレート

贈り物にも喜ばれる、簡単で可愛らしい苺スイーツです。

 

 

材料(1箱分)
  • 大き目の苺6個 
  • 板チョコ1枚

 

作り方
  1. イチゴはヘタ付きのまま洗い、水気を拭いておきます。
  2. 板チョコは刻んで湯煎で溶かします。
  3. 苺のヘタを持って溶けたチョコレートを付け、オーブンペーパーの上でチョコレートが固まるまで置きます。
  4. 好みのパッケージに入れて完成です。

 

イチゴ入りクリームパン

美味しい苺をサンドしたクリームパンの作り方です。

 

 

 
 コラムニスト情報
やのくにこ
性別:女性  |   職業:フードトレンドクリエーター

愛媛の農家さんを訪ね食のストーリーを取材し、簡単レシピを新聞や雑誌、テレビ番組などで紹介をしています。野菜不足解消のレシピが好評です。シニア野菜ソムリエの資格を持ち、「知らないで食べるから知って食べるへ」と食のいまさら聞けない「こんなこと、あんなこと」を話して歩いています。体の中からキレイに元気になろう!がモットーで美味しい食材を美味しく食べるレシピを日夜研究しています(*^_^*)