日の丸構図は卒業!バランスのよい写真を撮る「三分割法」テクニック

執筆者: 武田賢士郎 職業:カメラマン
はじめに

こんにちは、カメラマンの武田賢士郎です。

昨今はカメラブームと言う事もあり、写真撮影を趣味にされている方が大勢いらっしゃいます。

また、携帯電話やスマートフォンにも高性能なカメラ機能が搭載されており、より気軽に写真を撮る事が出来る時代になりました。

構図の重要性

写真を撮るにあたり、何より重要なのは構図です。
撮影機材とPCソフトの進歩により、昔に比べるとずっと写真が撮りやすくなったと思います。

 

しかし、構図は撮影機材やPCソフトの進歩では補えない部分です。
今回は構図の作り方の一つをご紹介致します。

三分割法

この言葉を聞くと、難しい話かと思われるかもしれませんが、とても簡単な方法です。

 

下の図をご覧下さい。

 

 

外枠を写真と考えて下さい。そして一辺を三等分して線を引いた図です。

 

絵画や写真などで構図を作る際、この線、交差点を基準にして作ると美しく見えると言う図です。
有名な絵画を観察すると、三分割法で描かれている作品が多くあります。

実際の写真を使って見てみよう
東京都奥多摩町の日原渓谷

 

この写真に三分割図を合わせてみます。

 

 

桜が右上の交差点に合っており、左側の杉の木が分割図の三分の一の幅になっています。

あじさいの花の接写

 

この写真に三分割図を合わせてみます。

 

 

左側三分の一に花弁の中心を合わせています。

東京都檜原村の払沢の滝

 

この写真に三分割図を合わせてみます。

 

 

滝壺の水面を、上側の三分の一に合わせています。

 

以上が三分割法を用いた構図作りです。

 

風景写真に限らず、様々な被写体に使える

旅行に出かけた時など、画面のどこに人物を入れるか、背景をどの様な構図にするかなど、様々な場面で使えると思います。

 

日の丸写真

悪い写真の例えの一つに、日の丸写真と言われる構図があります。

 

これは被写体を画面の中心に持ってくる事を良しとしない構図なのですが、日の丸写真は状況によっては迫力があるのです。

 

おわりに
表現はさまざま

写真の表現は人それぞれの自由であり、自分が良いと思う構図があったら、それがベストだと思います。

 

表現は無限にあるはずです。

一つの型にはめて考えるのではなく、自由に撮影して頂けたらと思います。

 
 コラムニスト情報
武田賢士郎
性別:男性  |   職業:カメラマン

『ご挨拶』
はじめまして。
カメラマンの武田賢士郎です。
こちらのコラムでは、写真を始められて間もない方々の
良いヒントとなるような内容にしていけたらと思っております。
写真上達の近道は研究と実行です。
そして何より楽しく撮影する事です。
よろしくお願い致します。

『カメラマンとして』
私の得意分野はリゾート系イメージ撮影、建築撮影、風景撮影、和の撮影です。
雑誌、広告を中心に様々な媒体を撮影させて頂いてます。
又、ライフワークで東京都の自然風景を記録しています。

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