中古カメラ・レンズ購入時の注意点。失敗しない買い方、選び方とは (2/2)
商品の選び方はごく単純。
- 安い物は何かあると疑うこと。
- 古いモデルは避ける。
- 外観の傷などと実際の使用感は関係ない。
この3点を押さえておきましょう。
安い物には安いなりの理由がありますので、分かり易いと思います。
傷が大きくあったり正常に動作しなかったりします。
動かない物は論外ですね。
古いモデルとは、どこまでが許容範囲か。
それは、買いたいメーカーのホームページ等で確認できます。
ホームページ内に記載のある「部品保有期間」は、要は修理可能な期間のこと。
ここに記載されていないモデルを買うことは、あまりお勧めしません。
カメラが大好きで大好きでという方は、メーカー外の修理工場などをご存知だと思うので、好きなモデルを買うのも良いかと思います。
しかし、一般的に、壊れた際に修理に出すのはメーカーです。
せっかく買ったモデルが修理不能、と判断をされる場合があるので、中古で買う前は必ず調べて下さい。
アマチュアカメラマンが売った中古品もそれなりの使用感だと思いますが、プロカメラマンが使っていたとなると、中身は非常に酷使されている場合が多いでしょう。
しかし、比例して外観も酷使されているか、と言えばそうでもありません。
プロの場合、仕事のジャンルで様々な撮影の仕方をしています。
場合によっては、購入後一度も手持ちでは撮影せずに使う場合もあるのです。
その場合、外観は新品同様ですが中身は酷使されています。
外観が綺麗なので購入したら、シャッターユニットが直ぐに壊れたなど、メカトラブルに合うかもしれません。
外観だけでは決めない方が良いと思います。
中古品の購入には慎重になるようお話ししてきましたが、たまに当りもあるのが、中古カメラの良いところです。
数年前、当時新品で80万円のデジタル1眼レフの中古を入荷した、と中古カメラ店から連絡があり、早速見に行きました。
外観はとても綺麗、付属品も揃っている、ケーブル類は封も開けていない。
同じカメラを既に1台持っていたので、使っていると汚れる箇所も知っていましたが、見に行ったカメラはどうも本当に使われた感じがしないのです。
半額の40万だったので無理をして即購入。
そのままメーカーのサービスに持って行き点検をし、殆ど使われていないことが判明しました。
どうやらプロの予備カメラだったようです。
たまにこういった当りもあるので、中古カメラショップを回るのは楽しいのですね。
中古カメラショップを回る時は、ご紹介したことを頭の隅っこに入れて回ってくださいね。
良いカメラ、良いレンズに出会えますように。
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