足指に力を入れてみて!外反母趾・腰痛を解消する、1分間トレーニング

執筆者: 梅田 孝男 職業:整体師・気エネルギー療法師・カイロプラクティック師
はじめに

こんにちは、梅田整体療院院長の、梅田孝男です。

 

さて、普段あなたの足の指は、何をしていますか?

 

たぶん、何もしていないと思います。

足の指に意識は向かず、存在すら忘れていると思います。

言い換えると、足の指は働いていない、実は使っていないということになるのです。

足指を使っていないと、どうなるの?

人の足の裏は、踵と小指の付け根と親指の付け根の3点で、体重を支えています。

足の指が使われていないと、踵から小指側で体重を支える、または踵から中指の付け根の2点で支えるようになります。

 

2点になると、綱渡り状態になりますから、バランスが不安定になります。

その結果、外反母趾や巻き爪、足首の捻挫、膝や腰、さらに言えば首をも痛める原因となり得ます。

 

 

故障をしないためにも、上記の3点、両足で6点にしっかり体重をかけたいものです。

そのためには、もっと足の指を使うべきなのです。

足でグーをしてみましょう

不調を訴える患者様からは、足の指でジャンケンのグーができないことに気付かされます。

足の指が曲げられないのです。

 

足の指を使っていないため、血流は悪いし、指は硬いし、神経は退行化しています。

そのため、グーをしようとしても、指が思うように曲がってくれないのです。

多くの人が逆のことをして、悪い癖を作っている

さらに、幅広で大きめの靴、紐の締めが緩い靴、スリッパなどを履いていることも、足のグーをできなくさせる原因です。

 

それどころか逆に、指先を上に向けてしまう、悪い癖を作ります。

履物の中で、足が遊んでしまうため、履物と足をフィットさせようと、無意識に指先を上に向けてしまう傾向にあるのです。

 

 

ヒールの高い靴も、指先は上に向いた形と同じですから、中指の付け根に過加重が発生します。

骨格的に言えば、不自然になるわけです。

足指力を鍛えるトレーニング2種

結局、地面や床に対して、指の腹(指紋のところ)に、接地感や圧力が足りないことが良くありません。

 

トレーニング その1

指先の腹で床に張り付くように力を加え、爪の先の皮膚が白くなるくらい意識してみましょう。

 

トレーニング その2

また、足の爪で床を引っ掻くような動作をしてみましょう。

 

おわりに

椅子に座りながらでも、立って歯磨き中でもできます。

1日1分間は行ってみてください。

 

毎日継続して行い、日に日にその意識する時間と回数を増やしましょう。

足指にキュッと力が入るようになると、姿勢がよくなり、体の重心やバランスが安定し、故障の少ない体になっていきます。

 

そして、本来持っている力が発揮できるようになります。

 
 コラムニスト情報
梅田 孝男
性別:男性  |   職業:整体師・気エネルギー療法師・カイロプラクティック師

群馬県高崎市の、梅田整体療院の院長として、日々施術をしております。

2000年3月に独立開業。整体、カイロ、東洋医学の他、筋肉反射療法や気エネルギー療法の気導術を習得。症状をなるべく速く、少ない回数でよくしたい気持ちで、ご対応させていただいております。

施術現場で起こる不思議な現象に、多くの体のことを学ばさせていただいてます。これまでの常識や知識ではなく、施術から得られた人の体の本質を、皆様のお役に立てるようお伝えしたいと思います。
どうぞ、よろしくお願いいたします。

施術録や日記等をお伝えしていますブログ「梅田整体療院のツッパリ解消ロックンロール」もご覧になってください。
http://umedaseitai.seesaa.net/

厚生労働大臣認可 日本健康サポート協同組合会員