ヨガで便秘解消!腸の動きを高め、自律神経を整えるストレッチポーズ6選 (1/2)
こんにちは。美姿勢インストラクターの美宅玲子です。
肩こり・腰痛にならび、便秘に悩む人はとても多く、その原因は様々です。
- 腸のぜん動を助ける
- ストレスを解消し、自律神経の働きを整える
この二点を意識したヨガ・ピラティスの、エクササイズ・セルフケアをご紹介します。
腸のぜん動は、腸の筋肉が動くことによって行われます。
その動きは意志とは無関係にコントロールされる「自律神経」に支配されています。
- 仰向けになり、両膝を立てる
- 両手の指を突き立てて、右の腰骨の内側を押す
- ゆっくり押しながら位置を上に移動し、右肋骨の内側まで押し進める
- 続いて左肋骨の内側へ、左腰骨の内側へと深く押し進める
- 息を吐きながら押し、吸いながら手をゆるめます。
- 右下→右上→左上→左下の流れが、大腸のぜん動の順番になります。
- 詰まっている個所があれば、じっくり押し流しましょう。
- 仰向けになり、両膝を立てる
- 腰で床を押すように、お腹を凹ませる
腸を覆っている腹膜は、筋肉を覆っている筋膜とつながっています。
ですから、筋肉を動かし鍛えると、腸も刺激されます。
また、お腹を引っ込めることにより、物理的に腸が動かされます。
- 息を吐き切るまでお腹を強く凹ませ続け、吸う時は緩めないようにして腸を圧迫・刺激する腹筋をつけます。
- 布団圧縮袋から空気を抜いて真空にしていくように、お腹から息を吐き出し、引き締めるイメージです。
背もたれのある椅子に深く座り、腰で背もたれを押すようにお腹を凹ませても、同じ効果が得られます。
- 仰向けに寝て、両腕を横に広げる
- 右ひざを曲げて胸に引き寄せ、左側の床へ持って行きます
- ポーズをつづけたまま深い呼吸を繰り返します
- 反対側も行います
- 右ねじり→左ねじりの順に行いましょう。
- ねじるポーズは外側から、呼吸は体の内側からストレッチさせてくれます。
|
|
ヨガ・ピラティス・美姿勢インストラクター。
東京学芸大学教育学部卒。中学から大学まで陸上競技(100mH、走幅跳)に打ち込み、全日本インターカレッジ出場。姿勢や効率の良い体の動かし方に興味がある一方、メンタルの繊細さもあり摂食障害になってしまう。大学卒業後に小学校教員となるが、「いい先生であろう」という無理を重ね、うつ状態のため2年半後病休を取る。
2004年に趣味で通っていたスポーツクラブに転職し、ヨガ・ピラティスと興味ある分野を活かせる仕事のおかげで心の病と腰痛を克服する。ストレスの多い日常でも心身の調子を整えられる素晴らしさを伝えるため、2008年に独立しフリーインストラクターとなる。
現在、首都圏のスポーツクラブ、自治体、公共施設でのサークルや個人のレッスンを受け持つ一方、外ヨガイベント、健康コラボイベントの企画実施、雑誌監修、コラム連載、DVD発売も行う。日々更新するHP、ブログ、YouTubeのエクササイズ動画も好評である。
HP「インストラクター美宅玲子 Re pure BODY」 http://mitakureiko.com
|
|