フィナンシャルコンサルタントが教える「お金の貯め方」。将来の貯蓄を増やす3つのルール

執筆者: 荒川雄一 職業:国際フィナンシャルコンサルタント
はじめに

国際フィナンシャルコンサルタントの荒川雄一です。

今回は、具体的な「お金の貯め方」について考えてみたいと思います。

 

 

「お金」を貯める決意をする

まず最初に、質問です。

 

「あなたは、いくらお金を貯めたいですか?」
「……」


10万円、100万円、1000万円、1億円など、様々な「答え」があろうかと思います。
そして、当然のことながら、10万円貯めるのと1億円貯めるのでは、まったくその難易度は違います。


ただ、共通していることがあります。

 

それは、「○○円貯める」と決めたことです。これが大事です。
大切なことは、まずしっかりと「目標」を持つことです。

明確に目標を持つことによって、その為に何をすべきかが、徐々に明確にしていくことができます。

明確な目標=目標額

私の場合、最初は「社会人になった以上貯金くらいしよう」という軽い気持ちで貯蓄を始めました。しかし、5年ほど経過したところで、あることがきっかけで「独立して会社を起こしたい」という“強い想い”が芽生えてきました。
その為に、「1000万円貯めよう」と決意したのです。


結果、31歳で独立したときに、その開業資金、そして当面の生活資金として、1000万円を貯めることができました。
その後、この1000万円は本当に私を助けてくれました。


私の場合は、貯蓄を始めてから「1000万円」という目標ができましたが、できれば最初に目標を決めた方が良いのは言うまでもありません。

 

 

まずは目標「1000万円!」でいかが?

今回、できればあなたにも「1000万円貯める」といった目標を持ってもらいたいと考えています。
もちろん、本来であれば、その貯める為の目的が必要なのは言うまでもありません。


ただ、わたしがここで、「1000万円」とした理由は、もしあなたがこれから1000万円のお金を貯めることができたとすれば、あなたは知らず知らずのうちに、お金や経済の知識が付き、また人生においてとても大切な経験をしながら、最後には大きな達成感を味わうことができると考えたからです。

 

そして、何といっても、本当に1000万円貯めることができれば、その貯めた1000万円がそれからの「あなたの人生の選択肢」を大きく広げてくれることになります。

 

おわりに

「お金を貯める」決意をすることによって、貯蓄するだけではなく、実は多くのことを学ぶことができるのです。

 
 コラムニスト情報
荒川雄一
性別:男性  |   職業:国際フィナンシャルコンサルタント

投資顧問会社IFA JAPAN®株式会社ほか、リンクスグループ3社の代表を務める。現在、経営コンサルタントのほか、金融機関に影響を受けない独立系ファイナンシャルアドバイザー(IFA)として、国内外の金融商品を用いた「ポートフォリオ・マネジメント・サービス(PMS)®」の評価は高い。
また教育にも力を入れており、講演回数は800回以上。その他、日本経済新聞社、各マネー誌、フジTVなど執筆、出演も多数。

■ライセンス
経済産業省登録 中小企業診断士
国土交通省登録 公認 不動産コンサルティングマスター
日本FP協会認定CFP® 他

■メディア実績(執筆、取材など)
 ・日本経済新聞 、日経ヴェリタス 
 ・納税通信、税理士新聞
 ・富裕層向け雑誌「ミリオネア」「NILE’S NILE」
 ・フジテレビ「とくダネ!」、テレビ朝日「やじうまテレビ!」など

■著書
「海外分散投資入門 ―日本が財政破たんしても生き抜くためのノウハウ―」
(Pan Rolling社)
「海外ファンドのポートフォリオ」(Pan Rolling社)
「着実に年10%儲ける海外分散投資入門」(実業之日本社)
「投資のプロが教える初心者でも失敗しないお金のふやし方」(IFAメディア出版)