幸せ物質「セロトニン」は腸で作られる!腸内環境を整えてHappyメンタルになろう♪

執筆者: 大久保 ゆうこ 職業:臨床栄養カウンセラー
はじめに

こんにちは、臨床栄養カウンセラーの大久保ゆうこです。

 

「自信が持てない」「感情がコントロールできない」「明るくなりたい」などなど、ご自分の性格のことで悩んだことはありませんか。

「よし、明日から明るくなるぞ」と思ったところで、なかなかできることではありませんね。

他の人から「自信を持て」と言われて「自信つきました」という話を聞いたことがありません。

 

では、どうやったら性格を変えることができるのでしょう。

脳と腸の不思議な関係
脳腸相関

お腹一杯に食べた時、頭がボーっとしたり集中力が落ちたりする、という経験したことがないでしょうか。

実は、脳と腸は連動していることが分かっています。

これを「脳腸相関」と言います。

 

脳の神経伝達物質は腸で作られる?

脳の働きが悪いと腸の働きも悪くなるし、腸の働きが悪くても脳に影響するということが、医学的にも言われています。

 

また、セロトニンやドーパミンなど、人間の精神面に影響を与える脳の神経伝達物質の中には、腸で作られるものが多くあります。

腸の働きが悪ければ、これらの物質も作られなくなります。

それがイライラの元になったり、気分の落ち込みに繋がったりするのです。

腸の健康が性格を変える鍵に

腸の健康を支えるのは、何と言っても食べ物。

腸を綺麗にする食べ物を摂ることが大事です。

 

腸を綺麗にするには食物繊維と乳酸菌

綺麗な腸のために必要になのは食物繊維、つまり、野菜や海草類。

その次に乳酸菌。

乳酸菌と言えばヨーグルトを思い浮かべる人も多いですが、キムチや糠漬けなどの漬物も、良質な乳酸菌の宝庫です。

 

 

便秘をしていなくても水を飲む

また、意識して水を飲むというのも腸の喜ぶことの1つです。

 

「私は便秘をしていないし、問題ありません」と思っている人でも、さらに腸を労わることで、体調が変わって気分が落ち着いてくることも多くあります。

腸が良くなれば心が変わる
腸も脳も心も元気に

腸が気持ち良くお仕事をしてくれるようになると、脳も気持ち良く働いてくれます。

そして、腸から栄養が行き渡るようになれば、さらに脳の働きが良くなるのです。

その時に、気持ちも落ち着いてきてイライラしにくくなったり、穏やかな気持ちが起こりやすくなります。

 

明るい気持ちが性格を変える

これだけではありません。

腸が整ってくると体も整って疲れ難くなり、体が軽くなれば自然と心も軽くなってきます。

そうなった時、明るい気分や前向きになる心が芽生え、自然と性格変わってくるのです。

 

 

おわりに

性格を変えるために、自分と向き合ったり、時にカウンセリングを受けたりすることも大事だと思います。

しかし、体が整っていなければ、どんなに向き合っても感情に振り回されてしまうものです。

 

まずは、食べる物を変え、腸を整えることから始めてみてはいかがでしょうか。

 
 コラムニスト情報
大久保 ゆうこ
性別:女性  |   職業:臨床栄養カウンセラー

治らない疲労感やだるさあがる、病気じゃないけどいつも調子が悪い、うつなどのメンタル疾患がある、という人を対象に、心理学とアメリカの栄養学とをベースにしたカウンセリングをやっています。

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