生理痛の原因は必ずある!つらい症状を和らげる対処法3選

執筆者: 前田まさと 職業:整体師,マッサージ師、パーソナルトレーナー、カンフーインストラクター
その生理痛、あきらめないで!

こんにちは、整体師の前田雅人です。

今回は「生理痛」について、お話したいと思います。

 

生理痛と言えば、多くの女性の方に経験があるかと思われます。
そして、「仕方がない」とか「そのうち治る」などと思って、放っておいてる人も多くおられるように思います。

  

 

漠然と痛いという症状にも、必ず原因がある

私は施術する際に、症状を3つのカテゴリーに分けて考えます。

 

  • 「通常ないもの」
  • 「あるかもしれないもの」
  • 「あるもの」

 

例えば以下の3例のようにカテゴリー分けします。

 

「頭痛」で来られた患者さんの場合

普通の人はだいたい頭痛はありませんので、「通常ないもの」に当てはまります。

そして、『症状がなくなる』というゴールを立てて施術します。

「肩こり」で来られた患者さんの場合

これは「あるかもしれない」に当てはまります。
なぜなら、多くの人が肩こりに悩まされているからです。
「これは現代社会を見てもしかたがないのかな」という判断になり、『ある程度の症状の改善』というゴールを立てます。

「あるもの」=「ストレス」が原因で招く症状

ストレスの感じ方は千差万別ですので、そのストレスを全部なくすことは不可能とみます。
「あるもの」になり、『環境の改善』も含め施術に当たります。

生理痛を整体的に見てみると
骨盤(特に仙骨)、腰椎、足首、上部頸椎

この辺りを良く見ていきます。
日本人の場合、真っ直ぐの足の人はあまりおりませんので、だいたい足首に特有の癖があります。
その癖が骨盤を歪ませて、更に腰椎の捻じれを生みます。

 

辿っていくと、上部頸椎が窮屈になっており、脳幹を圧迫し、ホルモンのバランスが悪くなっている人が多いと思います

それに伴い腰や腰回り、腹筋、背中の筋のハリなどにも連動しています。
ですから、筋肉をほぐし、骨格を矯正することで改善させていきます。

生理痛の予防・解消法
とにかく暖める
  • 腹部とお尻の真ん中の骨(仙骨)を、ホットパックなどで温める
  • お風呂(半身浴がベスト)に入ったりして、腰を暖める

 

血流を良くする
  • 1日30分くらいのウォーキングなど、軽い運動を心がける

 

ツボを押す
  • 三陰交というツボを、少し痛いぐらいの力で押す

 

 

おわりに

いつものつらい生理痛が、少しでも緩和されることを願っております。

 
 コラムニスト情報
前田まさと
性別:男性  |   現在地:ゴールドコースト  |   職業:整体師,マッサージ師、パーソナルトレーナー、カンフーインストラクター

はじめまして、オーストラリアで整体師をしております前田雅人です。体の様々な症状を西洋人の骨格と比較しながら説明していきます。また文化、風習、生活習慣の違いとも比較して体の問題や悩みを解決していきたいと思います。