夏でもひどい冷え性…自律神経の乱れが原因かも。整体的「冷え」改善方法

執筆者: 前田まさと 職業:整体師,マッサージ師、パーソナルトレーナー、カンフーインストラクター
女性の悩み「冷え性」

こんにちは、整体師の前田雅人です。

 

今回は「冷え性」についてお話します。
一言に「冷え性」といっても原因は様々で、以下のようなことが考えられます。

  • 食事
  • 運動不足
  • ダイエット
  • 喫煙

 

また、冷えの不快な症状に悩まされているのは、多くが女性です。

男性にも見られますが、圧倒的に女性の方が多いことでしょう。

このことから、フィジカルの問題だけでなく、メンタルの問題も絡んでいると考えられます。

 

 

「冷え性」を整体的に見てみると

整体的な視点で見ると「体の冷え」=「生命力の低下」ということです。

 

例えば、子どもの体温は、大人のものよりはるかに高いですよね。
これは、生命力の強さ、エネルギーの強さ、そのものです

お子様のいらっしゃる方なら分かると思いますが、赤ちゃんを抱っこしているときなど、自分の体内に、赤ちゃんの体から滲みでる強いエネルギーを感じることがあります。
生命力を肌で感じることができるのです。

 

一方、ご年配の方などは、体温も低くなり、体から出るエネルギーは、かなり弱くなっていきます

 

冷え性の原因
血液を流す力が弱いから(低血圧)

1つは、レイノー病やレイノー症候群と呼ばれる状態です。

これは、手足を冷気に当てると、健康な人なら何ともないくらいの温度でも手指が白く、あるいは紫に変色し、痛み・痺れを伴うことのある病気です。

 

整体的に考えると、冷えの原因は胸椎にあるのですが、そこに至る経緯は様々です。

特に冷えとに関係があるのは、胸椎の4番(心臓の急所)になります。

 

日本人は体温が低めで、「冷え」を気にする民族だから

例えば、オーストラリアのゴールドコーストは年間通して気候が温暖ですので、オーストラリア人は、冬でもビーチサンダルで過ごす人も少なくありません。

 

女性などは、夜遊びに行く際は、真冬のどんなに寒い夜でも、ノースリーブにミニスカートやボディコン、もちろんストッキングなど履く人はおりません。
したがって、足先の冷えている人が沢山見られますが、日本人ほど「冷え」を気にする人は、あまりいません。


特に、西洋人は日本人にくらべて体温が高いのが事実です。

彼らの平均体温は37度くらいです。

ですから、暑がりの人が沢山いるせいで、冬でも半袖の服装だったり、エアコンがかかっていたりすることもよくあります。

整体での「冷え性」の治し方

まず先ほど述べた、胸椎の4番や、それに関係する椎骨の調整を行ないます。

そして、文頭でお話したように、自律神経の乱れによるメンタルな部分も大きく関係してると思いますので、頸椎や後頭骨なども注意深く診て治療していきます。

同時に、日常生活の見直しや環境の改善などを心掛けるようにしましょう。

 

  • 体を温める食事
  • 半身浴
  • 適度な運動

 

上記3点が冷え性改善の大きな助けになります。
地道に体質改善しながら、体の悪い分をしっかり矯正していけば、改善への近道かと思います。

 

おわりに

「冷えは万病の元」とも言います。

 

自己判断で軽視せずに、一度整体院で診てもらってはいかがでしょうか?

自律神経の乱れが要因の場合の冷えにも対応できますので、お勧めです。

 
 コラムニスト情報
前田まさと
性別:男性  |   現在地:ゴールドコースト  |   職業:整体師,マッサージ師、パーソナルトレーナー、カンフーインストラクター

はじめまして、オーストラリアで整体師をしております前田雅人です。体の様々な症状を西洋人の骨格と比較しながら説明していきます。また文化、風習、生活習慣の違いとも比較して体の問題や悩みを解決していきたいと思います。