赤ちゃんの耳掃除は「半月に1回」でOK!やさしい耳かきのやり方

執筆者: 大西 紘平 職業:アパレル接客・暮らしガイド
赤ちゃんの耳は、とてもデリケート

赤ちゃんの耳は、大人と違ってとても小さいものです。

成長途中であるため肌も柔らかく、傷つきやすいのです。

 

デリケートなぶん、耳掃除も慎重にしなければいけません。

 

 

今回は、赤ちゃんの正しい耳掃除についてご説明いたします。

 

耳掻きは、半月に1回のペースでOK!
赤ちゃんは新陳代謝が激しく、耳垢も溜まりやすいけど…

毎日の耳掃除は、耳を傷つけるリスクが高まるだけであり、絶対にNGです。

大人と同じように、赤ちゃんの耳掻きは半月に1回のペースで問題ありません。

 

毎日、やさしく汚れを拭き取ろう

 

耳の外側の汚れ(皮脂)は、毎日拭き取ってあげましょう。

入浴後に綿棒、ガーゼ、タオルなど柔らかい素材で行います。

耳が小さい=鼓膜までの距離が近い

通常の耳掃除では、容易に鼓膜を傷つけてしまい、難聴になってしまう可能性もあります。

耳かきをする場合は、奥まで行わず耳の入り口だけにしましょう。

堅い素材の耳掻き棒は、使わない!

大人の耳掃除と言えば、竹やプラスチックの耳掻き棒が定番です。

奥まで届き、堅いのでしっかり耳垢が取れます。

しかし、赤ちゃんの耳掃除では、堅い素材を使うことは絶対にやめましょう。

肌を傷つけやすく、手が滑って鼓膜を傷つけてしまう可能性もあります。

 

赤ちゃん専用の綿棒を使って

薬局などで、赤ちゃん専用のシリコン製綿棒なども販売されています。

大人から見ればフニャッとしていて頼りないですが、赤ちゃんの耳掃除なら十分活躍してくれます。

赤ちゃんの耳掃除方法
用意するもの
  • ガーゼ
  • 綿棒、もしくは柔らかい素材の耳かき棒
  • ベビーオイル

 

耳掃除のやり方
  • 耳周辺の汚れを、ガーゼなどで拭き取ります
  • 次に、耳の中が乾燥しているときは、綿棒に少量のベビーオイルを付けます
  • 入り口周辺の耳垢を、綿棒などでゆっくり除去します

 

耳の中を確認できるよう、明るい場所で行います。

押しつけすぎると肌が傷つくため、肌を撫でるように取り除いていきましょう。

 

毎日汚れを拭くだけでも、耳垢は溜まりにくくなります。
そして耳垢は、基本的には自然に排出されます。

 

綿棒が奥まで到達しないよう、耳の入り口付近をやさしく掃除してあげましょう。

無理に耳掃除をしない

赤ちゃんは大人と違い、耳の異変を言葉で伝えることが不可能です。

掃除中に耳の中を傷つけても、大人がそれに気付かない限りどうすることもできません。


耳掃除の時、赤ちゃんが泣いたり不安がある場合は、耳鼻科に相談してみましょう。

 

耳鼻科では、赤ちゃんの耳掃除をしてもらうこともできます。

その際は、小児科も受診できる総合病院などがおすすめです。

 
 コラムニスト情報
大西 紘平
性別:男性  |   現在地:香川県  |   職業:アパレル接客・暮らしガイド

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服飾専門学校を卒業後はアパレル業界へ数年間身を置いていました。
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