こんにちは。美姿勢インストラクターの美宅玲子です。
デスクワークをする方や、目をよく使う生活をしている方、または育児中で授乳・抱っこをする方は、特に、目の下のクマやシワ、たるみやくすみにお悩みではないでしょうか?
目を使うから、睡眠不足だから、目のクマや目元のトラブルは仕方がないと諦めることはありません。
誰でも意識して改善できる、簡単な方法があります。
今回は、目の周りや顔のアンチエイジング方法をお伝えします。
クマやむくみなど、顔の老廃物は、本来なら溜まらずに、血液やリンパ液に回収されて、流れていくものです。
ですが、血液やリンパの流れが滞ると、老廃物が溜まりやすくなり、くすみやシワもできやすくなります。
では、老廃物がたまり、顔のリンパの流れが悪くなる原因は、何でしょうか?
主な原因は、猫背など姿勢の悪さです。
猫背や肩すぼまり、頭が前に出ると、鎖骨や首の周りの筋肉が、縮こまったままになります。
首から鎖骨、わきにかけては、顔の老廃物を流すリンパ管やリンパ節が、密集しているところです。
リンパ液は、血液と違って、心臓のようにポンプの役割をする器官がなく、周りにある筋肉の動きに助けられて流れる性質があります。
そのため、周りの筋肉が縮こまり固まった状態だと、老廃物は生成され続けるのに、それを流していけず、溜まっていくことになります。
よって、デスクワークで画面にくぎ付けになる姿勢や、抱っこで肩を丸める姿勢を続けていると、クマやむくみができやすいと言えます。
それでは、姿勢の悪さから、一時的に滞った老廃物を流すためのセルフマッサージをご紹介します。
両手の親指で、目の「ほり」の部分を、内側から外側へとゆっくり押していきます。
眼精疲労や頭痛にも効果的です。
目の下側にある骨のキワを、内側から外側に向かって、中指や人差し指の腹でゆっくり押していきます。
ちょうど目のクマやたるみが気になる部分です。
老廃物の感触を感じるかもしれません。
リンパ液は、内側から外側に流れて、こめかみのリンパ節へ流れ込んでいます。
それを助けるように、やさしく押します。
頬骨の部分も老廃物がたまりやすく、くすみやむくみが気になる部分です。
頬骨に、両手の付け根を当てて、頬骨を内側から外側にマッサージするように手の付け根を転がします。
頬の筋肉を、人差し指・中指・薬指の腹で、優しくくるくるとマッサージします。
歯を噛みしめた時に筋肉が出る「エラ」の部分も、くるくる皮膚を動かすようにして、マッサージをします。
これにより、ほっぺたが柔らかく上がりやすくなり、表情が明るく豊かに、しゃべりやすくなります。
また、気になる「エラ」も、むくみが取れることで、すっきりします。
両手の親指と人差し指の間でアゴの先端をはさみ、両手で顔を覆うようにしながらアゴのラインに沿って、内側から外側に手を滑らせます。
少しずつ皮膚を持ち上げるくらいの強さにし、表情が明らかに変形するところまでは、力を入れないようにします。
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