ガーデニングでも「肌かぶれ」に注意!植物かぶれの原因・症状・予防方法
外へレジャーに出かけると、植物を観察する機会もありますね。
見たこと無い植物だと、つい触ることもあるのではないでしょうか。
植物は安易に触るとかぶれを引き起こす場合もあります。
ガーデニングや家庭菜園でも起きやすく、小さな子どもは目を放した隙に触るので、普段以上に注意しなければいけません。
植物かぶれとは簡単に言うと、植物を触ることによる皮膚のかぶれです。
かゆみや水泡を引き起こし、皮膚科に連れて行かないと、掻きすぎて跡を残したり、他の部位へ飛び火したりと、非常に痒くて厄介な症状を引き起こします。
夏場は特に植物かぶれが多い上、雑菌も入りやすいので注意しなければいけません。
特に症状がひどくなるのはウルシです。
山に自生していることも多く、ウルシオールという成分を出し、かゆみに関してはトップクラス。
木の幹にツルのように伸びたツタウルシは、特にかゆいと言われています。
複数枚の小さな葉から構成されていて、山奥では特に多く見かける植物です。
水泡を引き起こすハゼの木
ハゼの木もかぶれる植物の代表。
はぜ皮膚炎を引き起こすことがあり、かゆみと共に水泡が現れます。
銀杏を実らせるイチョウも、 銀杏皮膚炎と言ってかぶれの原因となります。
銀杏拾いに行って、銀杏の柔らかい表皮部分で肌がかゆくなる方も実は少なくありません。
これからの時期多くなる植物かぶれで、細かなプツプツがやがて全身へ広がり、症状は重くなる傾向にあります。
夏はウルシやハゼによる植物かぶれが大半を占めます。
植物かぶれは触った瞬間にかぶれる訳ではなく、1~2日ほど期間を空けてから症状が現れます。
防ぐためには、そもそも触らない、肌が触れないための対策が必要になるでしょう。
半袖だと、露出した腕が植物に触れてかぶれる恐れもあります。
山間部へ出かける際は、長袖を着用しましょう。
肌に触れないようにすれば、かぶれる危険も無くなります。
安易に触らないのが大切とはいえ、子どもは言うことを聞いてくれません。
植物に触れても大丈夫なように、なるべく軍手を装着させましょう。
植物のトゲで手を怪我から防ぐ効果もあります。
もしかぶれる植物に触れてしまったら、早めに患部を流水で洗い流しましょう。
すぐ流すようにすれば、植物かぶれの症状が出てくる危険も減ります。
水を入れたペットボトルを一本持ち歩くと、虫刺されの時などもすぐ傷口を洗うことが出来ます。
植物かぶれは潜伏期間があるので、すぐ気が付くことは難しいもの。
もし異常が出たら、ドラッグストアの薬で応急処置をし、酷い場合はすぐに皮膚科へ行きましょう。
植物かぶれは放置しても治らず、またかなり悪化しやすいので、早めの処置が大切です。
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