2.排便に関係する神経を刺激する

排便の指令を伝達している神経に、刺激を入れることも効果的です。

 

この神経は、骨盤の後ろにある仙骨と呼ばれる骨から出ています。
この神経への刺激が、直腸や肛門に伝わることで、排便が誘発されやすくなるのです。

 

◆仙骨を刺激する方法

 

尾てい骨の少し上の部分をさする、または軽く叩くだけです。

食後や、便座に座った時に行うとより効果的でしょう。

 

日頃から心掛けること

便秘が酷くなると、不快感や気分不良だけではなく、めまいの原因にもなります。
そのため、便秘はできるだけ早く解消してあげることが大切です。

 

前述したことの繰り返しになりますが、日頃から心掛けておきたいことをまとめました。

  • 大腸の蠕動運動を活発にして便をスムーズに移動させるよう、普段からよく笑ったり声のボリュームを上げて話し、腹圧を高める。
  • 大腸がリラックスできるように、深呼吸をしっかり行う。
  • 便が直腸に移動するタイミングを逃さないよう、できれば食後にトレイに行く習慣を持つ。
  • 便座に座ったら、排便に関係する神経を刺激するよう、体を少し前かがみにしてお尻の少し上(仙骨のあたり)をさすったり軽く叩いてみたりする。

 

おわりに

何よりも、気分がリラックスしていることが、スムーズな排便や便秘予防にとって大切な要素になります。

 

普段から、自律神経のバランスを整えたり、自分のストレス度合いに留意しながら便秘解消に取り組んでみて下さいね。

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