電子レンジで簡単!可愛い手作りソイキャンドルの作り方手順

執筆者: 小玉真由美 職業:こだまキャンドル講師
はじめに

こんにちは、蝋細工キャンドル講師の小玉真由美です。


今回は、ソイワックスを使った「ソイキャンドル」の作り方をご紹介します。

ソイキャンドルとは?

ソイキャンドルとは、大豆の油が原料のワックスを使用したキャンドルのことです。


パラフィンワックスに比べて、ススが出にくく低温で燃焼する為、燃焼時間が長くなります。

こういった理由から、愛用者が増えているのです。

 

必要な材料

今回は、ホーロービーカーもIHヒーターも使わずに、手軽に電子レンジで作っていきます。

メモリ付き耐熱ガラス容器

 

200度温度計 

 

ソイワックス(ソフトタイプ)

 

ショットグラス

 

コーティング芯ロングタイプ

 

作り方

1.

メモリ付き耐熱容器に、200mlの目盛りまでソイワックスを入れます。

 


2.
耐熱容器にラップをかけます。


3.
電子レンジ700wで3~4分加熱します。

途中で耐熱容器を取り出し、中を温度計でくるくると回して、ソイワックスの温度が均一になるようにします。

 

 

4.

液状になると、入れたソイワックスに対して、ちょうど半分くらいのかさになります。

 

 

5.

ソイワックスを注ぎ込む前に、特に冬場は、写真のように容器のショットグラスをドライヤーの温風などに当てて温めておきましょう。


写真はヒートガンで温めています。

 

ソイワックスと使用する容器の温度差をできるだけ縮めると、ワックスが固まった際に、表面がとても滑らかでクリーミーな見た目になります。

 

 

6.
ソイワックスの温度が60度程度になったら、ショットグラスへ流し込みます。

 

 

下の部分からから徐々に白くなっていきます。

 

 

7.

写真のようになったら、コーティング芯(ロングタイプ)を入れます。

芯が倒れないように、竹串や割り箸て支えて下さい。

 

 

8.

完成。

仕上がりは、とてもクリーミーです。

 

 

また、火を灯すと、ソイキャンドルならではの優しい灯りになります。

 

 

後片付けの方法

使用済みの耐熱ガラス容器は、電子レンジで少し温め、残っているソイワックスをキッチンペーパーなどで拭き取ります。

 

ソイワックスは水溶性なのでぬるま湯で綺麗になりますが、溶けたソイワックスを流し台に流してしまうと、配水管が詰まってしまう恐れがあるのでご注意下さい。

 

おわりに

少しの材料で、簡単に手作りのキャンドルが作れます。

初心者の方にもお勧めですので、ハンドメイドの可愛いキャンドル作りにチャレンジしてみてくださいね。

 
 コラムニスト情報
小玉真由美
職業:こだまキャンドル講師

東京都立川市で手作りキャンドル教室、Tiny Jewelry Candle(タイニージュエリーキャンドル)を運営しています。
江戸時代から伝わる伝統工芸【つまみ細工】の技法よりヒントを得て、蝋で繊細なラインや造形美を表現する技法を確立する事に成功。こだまキャンドルと名付けそのキャンドルの技術提供をしています。

HP://tiny-jewelry.com
E-mail:info@tiny-jewelry.com