毎日出来る、かんたん万能ピラティス

こんにちは。美姿勢インストラクターの美宅玲子です。


私達は、デスクワーク、立ち仕事、家事、通勤等で長時間同じ姿勢でいることが日常よくあります。
そのうちに、重力に負けて体は丸まり、凝ったり脂肪が溜まってきたりします。

 

ピラティスで身体を伸ばして引き締めよう

私が普段インストラクターとしてお伝えしているピラティスは、丸まったり縮こまったりしてくる私たちの体・筋肉・関節を伸ばし、引き離していきます。

ダンベルトレーニングのような重りや負荷は一切使わず、「伸ばす・引き離す」だけで姿勢が整い、コリが取れ、ウエストはくびれ、二の腕は締まってきます。


そんな魔法のようなピラティスストレッチを、今回はご紹介します。

筋肉は縮めると太くなり、伸ばすと細くなる

当たり前の話ですが、筋肉は縮める(力を入れる)と太くなり、伸ばす(ゆるめる、引っ張る)と細くなります。

筋肉の繊維が、力を入れると両手の指を絡めて組むように互いに近づいて、スライドしてくるからです。


くびれを作るために腹筋運動をしたり、二の腕の脂肪を取るために筋力トレーニングをすることは、脂肪の燃焼工場である筋肉を太くする点では良いかもしれませんが、縮んだままの筋肉は太く、そして流れが悪くなっていきます。

筋肉は縮めたままだと血行が悪くなり、伸ばすと血行が良くなる

筋肉が赤い色をしているのは、血管が通り、血液が流れているからです。


筋肉を縮めたまま(同じ姿勢のまま長時間固まっていることもそう)にしていると、血管が圧迫され、血液の流れが悪くなります。

 

結果、脂肪など老廃物の流れが悪くなり、脂肪がたまりやすくなったり、凝ったりします。

 

筋肉を伸ばすと血流が良くなる!

一方、筋肉を伸ばす(ストレッチをする)と、血管の圧迫が解放され、血液が流れやすくなります。
関節も広がり、痛みや詰まり感が取れやすくなります。

 

ストレッチをすると、激しい運動をしなくても体が温まるのはそのためです。

細く引き締まった体を作るピラティスストレッチ

ウエストのくびれは、お腹を伸ばすことでできやすくなります。


試しに一度、お腹を縮め、肋骨と腰骨の距離を短くしてみて下さい。

当然お腹にしわが寄ったり、三段腹になったりしますね。

 

 

今度は肋骨と腰骨の距離を遠ざけて、お腹を伸ばしてみましょう。

いかがですか?お腹は薄く細くなり、くびれができませんか?

 

 

つまり、これをお腹だけでなく全身で意識していこうというのが、ピラティスストレッチです。


ちなみに、バレリーナはこの方法を使って、美しい姿勢と体型を作っているのです。

 

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