夏バテは8月~9月が山場!暑い国の料理から学ぶ、残暑疲れ解消レシピ
最高気温が35度を超える猛暑日が続いていましたね。
そろそろピークを過ぎたとはいえ、まだまだ暑い日が続きそうです。
夏バテの時期は暑さのピークより、これから夏の疲れが出てきそうな時にこそ気をつけたいもの。
体の疲れは、肌ツヤにも影響を及ぼします。
今回は、残暑疲れを予防する簡単レシピについてお話します。
夏バテは、暑い時期に起きる体の不調全般を指します。
代表的な症状としては、「食欲が落ちる、だるい、体が重い、疲れやすい」などが上げられます。
これらの原因ですが、体が頑張っているからとも言えます。
人の体は状態を一定に保つ機能(ホメオスタシス)があります。
日本の夏は高温多湿なので、体温を保つために、汗をかいたり、血管を広げたりと、体温を下げる努力をします。
そんな時に冷房の効いた部屋に入ると、体温を下げようとしていた体は、急には対応できません。
そして、また暑いところ行くと、「対応を変えなくては」と体温を下げる努力をします。
この繰り返しです。
体温調整は自律神経の働きですが、上がったり下がったりを繰り返したら、おかしくなってしまいます。
この時期は、体に対して相当のストレスがあると考えていいでしょう。
ストレスで消耗される主な栄養素は、ビタミンB群とビタミンCですから、きちんとした食事で補給したいものです。
日頃よい食事をしている人でも、暑い日が続くと疲れを感じやすいものです。
それではどんな食事をしたらよいのでしょうか?
スペインやメキシコで食べられている伝統的な料理は、暑さ対策がなされていて、暑さに必要な栄養が十分に摂れるようになっているのです。
それぞれの代表的な料理をご紹介しますね。
ガスパチョとは、トマトベースの冷たいスープです。
にんにくが効いていて美味しいです。
トマト、にんにく、セロリ、玉ねぎ、きゅうり、レモン汁をミキサーで撹拌するだけ。
塩で味を整えます。
冷たくして召し上がってください。
内容を見ても分かる通り、ガスパチョは「飲むサラダ」と言えます。
ジュース状なので、暑い夏でもサラダよりも食べやすいですね。
メキシコ料理には、アボカドが多く使われています。
ヴァカモレは、俗に言う「アボカドディップ」です。
アボカドは栄養の塊で、古代インカでは「生命の源」と呼ばれていたほどです。
こちらも作り方は簡単です。
1. アボカドは、適当な大きさに切るか、マッシュします。
2. そこに色止めのレモン汁と刻んだ玉ねぎとにんにく、好みで粗みじんのトマトを加え塩で味を整えます。
グリーンサラダに添えてもいいし、パンに乗せても良いですね。
残暑によって、自分で思っている以上に体はストレスを感じています。
冷房と外気の違いに対応するだけでも大変ですから、栄養の十分取れる食事を心がけてください。
アボカドやトマトなど、暑さの厳しい国で使われている食材は、暑さによる疲れ予防に対応してくれます。
夏の疲れが出やすいこれからこそ、気をつけてあげてくださいね。
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主な取得資格
スイーツ:コルドン・ブルー ロンドン校にてサティフィケート取得
マクロビオティック:リマ・クッキングスクール師範科卒業
ローフード:アメリカ・LLCAIにて公認インストラクター取得
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