お月見の和風インテリアにも。風呂敷ラッピング「ウサギの包み結び」のやり方 (2/2)

執筆者: 須田 直美 職業:包み結び作家・研究家
⒋ ひとつ結びをして、うさぎの顔を作る

1) ふろしきの先端を右から手前に持ってきます。

 

 

2) ふろしきの先端を輪の中を通して、右側に出します。

 

 

3) 両耳を引っ張って、顔の部分を整えます。

 

うさぎの頭の完成です。

小顔になるように整えると、見栄えよく仕上がります。

 

 

⒌ 左右のふろしきの端を持って、後ろで交差させる

ウサギの頭の後ろで交差させたら、そのまま前に持ってきます。

 

 

⒍ 前で真結びをすれば、完成♪

ウサギの顎のあたりで、真結びをします。

 

 

おわりに

ウサギは多産なので、キリスト教のイースターでも豊穣のシンボルとして用いられます。

豊かな秋の実りにぴったりのモチーフですね。

 

そのままインテリアとしても利用することもできますし、ほどいた小風呂敷はハンカチとしても使えます。

 

 

プレゼントを受け取る方が「ウサギの包み結び」を見たときの、驚きと喜びの表情が目に浮かぶようです。

お渡しする時に「ウサギ」や「お月見」のお話ができれば、さらに女子力アップに繋がることでしょう。

 
 コラムニスト情報
須田 直美
職業:包み結び作家・研究家

「包み結び 櫻撫子」主催。海外在住時代に日本の「包む文化」の素晴らしさに魅せられ、帰国後に包み結び作家・研究家となる。包み結びを切り口に、日本の素晴らしい伝統文化を現代の生活に活かしつつ、未来に伝えていきたいと思い活動中。
オフィシャルブログ 「包み結び 櫻撫子」
http://ameblo.jp/tsutsumi-musubi/

 

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