お月見の和風インテリアにも。風呂敷ラッピング「ウサギの包み結び」のやり方 (1/2)
こんにちは、包み結び作家・研究家の須田直美です。
旧暦の8月15日の夜は「十五夜」。
中秋の名月ですね。
お月様と言えば、「ウサギ」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
日本では、昔から「月でウサギがお餅をついている」と言われています。
満月のことを「望月(もちづき)」と言いますが、ここから「餅つき」が連想されたというお話もあります。
今回ご紹介するのは、小さな風呂敷を使った、可愛い「ウサギの包み結び」です。
お月見には「十五夜」と「十三夜」があります。
旧暦8月15日の「十五夜(満月)」を愛でる風習は、中国から入ってきましたが、旧暦9月13日のお月見は、満月には満たない「十三夜の月」を愛でる、日本独自の風習です。
旧暦8月15日のお月見は「芋名月」と呼ばれ、この時期に収穫される、サツマイモや里芋にちなんだものです。
また、旧暦9月13日のお月見は「豆名月」「栗名月」とも呼ばれ、この時期に収穫される、お豆や栗にちなんだものです。
お月見とは、秋の収穫を神様に感謝して、お供えをする行事だったと言われています。
このように、お月見は、月の満ち欠けを基準にしている旧暦で行なう行事です。
そのため、毎年日にちが異なります。
リンゴや梨などを包んで小風呂敷とともに差し上げましょう。
今回はお月見にちなんだ小風呂敷で、秋の味覚の梨を包んでみました。
- 小風呂敷 1枚
50cm四方の綿風呂敷またはハンカチをご用意ください。
- 梨 1個
リンゴでも代用できます。
このような柄のものもあります。
ゆるみが出ないようにしっかり握ります。
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「包み結び 櫻撫子」主催。海外在住時代に日本の「包む文化」の素晴らしさに魅せられ、帰国後に包み結び作家・研究家となる。包み結びを切り口に、日本の素晴らしい伝統文化を現代の生活に活かしつつ、未来に伝えていきたいと思い活動中。
オフィシャルブログ 「包み結び 櫻撫子」
http://ameblo.jp/tsutsumi-musubi/
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