ストレス耐性が低い人の特徴とは?ストレスをなくすより和らげる対処法
こんにちは、心理カウンセラー藤田洋子です。
仕事や対人関係、家族間など、日々の生活でストレスを感じているという方は多いと思います。
今回は、「ストレスとは何か」をご説明した後、「ストレスとの付き合い方」についてお話ししていきたいと思います。
ストレスとは、「外側の刺激が加わった時に生じる、精神的な緊張や疲労などのこと」を言います。
ストレスと聞くと、悪いものという捉え方が多いかと思います。
ですが、外側の刺激によって、頑張る気持ちが起こることもあります。
同じ状況の中にいても、人によってストレスの感じ方には個人差があります。
それは、外側の刺激に対しての捉え方や受け取り方、考え方の違いにより、ストレスを強く感じたり、感じにくいということがあるからです。
社会とのつながりの中で生きている私たちは、仕事や対人関係を抜きにして、生活をすることは出来ません。
その刺激に対しての捉え方や考え方を変えることで、ストレスを軽減し、ストレスと上手に付き合っていくことが大切になります。
「ストレス耐性」という言葉をご存じでしょうか?
これは、ストレスに対しての強さや弱さ、どれだけ耐えられるかという抵抗力のことを言います。
ストレス耐性が高い人は、「ストレスと上手に付き合っている」ということが言えます。
逆にストレス耐性が低い人は、「ストレスを強く感じることが多く、精神的な緊張や疲労を感じやすい」ということが言えます。
物事の捉え方や考え方というのは、親との関係から培われて来たものです。
子供の頃の体験が考え方に大きく影響しています。
例えば、失敗した経験は誰にでもあると思います。
子供の頃に「失敗しても、次に頑張ればいい」と失敗を許せる環境にいた場合と、失敗を責められ「お前のせいだ」などと言われた場合とでは、失敗に対しての捉え方や考え方に、大きな違いが出て来ます。
許せる環境にいた人は、切り替えることが出来る状況があり、失敗に対しても次があると思えます。
責められた人は、自分の気持ちのやり場を無くしたまま、責任だけを感じながら、失敗に対して苦い思いだけが残ることになります。
このように捉え方や考え方が、ストレスには大きく関わってきます。
- 几帳面
- 厳格
- 取り越し苦労が多い
- 内向的
真面目過ぎると、良い結果を求め続ける為に、自分や他人に厳しくなります。
また、自分の意見をあまり言えない内向的な場合、ストレスを溜めやすくなります。
厳格であればあるほど、融通が利かないことが多くなり、変化を好まずストレスを感じる要因になります。
- 切り替えが早い
- くよくよ考えない
- まあいいかと受け流す
- 人のせいにしない
- 人に頼ることが出来る
嫌な思いを溜めずに、上手にスル―出来ます。
ある意味楽観的な考え方をしているのであり、「変化に対応出来る力がある」ということが言えると思います。
このことからも分かるように、ストレスを感じやすい人は、感じにくい人の考え方を取り入れてみることで、少しでも辛い思いを長引かせないということが大切だと思います。
ストレスを全くなくすということは、難しいことです。
それに、緊張や疲労というのは、人に悪い影響だけを及ぼすものではありません。
適度な緊張は、生活の活性化に繋がり、適度な疲労は、休むことの必要性を教えてくれます。
ストレスは、あって当たり前と考えましょう。
ストレスのない状態を目指すのではなく、どう向き合い、対処していくか考えることが、ストレスと上手に付き合っていく第一歩ではないかと思います。
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主婦であり、パートの仕事を持ちながら、心理カウンセラーとして活動しています。
コーチング、うつ病アドバイザーの資格を持ち、カウンセリングに取り入れています。
アダルトチルドレンの回復、人間関係などの相談を中心に、主にメールカウンセリングをしています。
心の在り方についてブログ更新中です。
ブログ きららの心理 http://ameblo.jp/happyulysses
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