老前整理のやり方・片づけ術!物が多い家で「捨てるもの」が分かる5つの質問 (1/2)
日本は、世界有数の長寿国です。
厚生労働省が2015年に発表した、2014年における日本の平均寿命は、男性が80.50歳、女性が86.83歳と、ともに過去最高を更新したことが話題になりました。
やってくる老後の生活を楽にする為に、リフォームを考えている方もいらっしゃると思います。
リフォームをする前に考えてみませんか?
年齢とともに増えた物を減らし、小さな空間で暮らすこと。
暮らしをスリム化すれば、老後を楽に生活することができます。
それには、老前整理が必要です。
老前整理をする理由を考えてみましょう。
まず、物が溢れていると、老後にさまざまな支障をきたします。
- 小さな段差につまずく。
- 物にぶつかって転ぶこともある。
- 高い場所に収納すると、踏み台から転落の危険がある。
- 腰や膝が悪くなると、床下収納などの下の物も取りづらくなる。
- 地震などで、タンスや棚に積みあげた物が、落ちてくる危険性がある。(お年寄りに限らず)
自覚がなくても、筋力や反射など、体の衰えは進みます。
年齢を重ねて、筋力やバランス能力が低下するので、思わぬ怪我をすることがあります。
自ら集めた物は、自らが生きているうちに、本人がきっちり整理しておく必要があります。
遺品整理にかかる費用は、業者によって違いがありますが、基本料金だけで、3LDKで20万円以上かかるそうです。
老前整理で必要なのもの。
それは「気力・体力・判断力」の三つの力です。
老前整理をする際は、次の点に気をつけましょう。
頑張り過ぎると続きません。
場所や時間を決めて、少しずつ進めます。
何もかも完璧にしようと思うと、それだけでくたびれます。
「整理」とは、ひと言で言うと「不必要なものを取り除く」ことです。
では、どのように減らしていくか?
基本は、「要る」「要らない」「迷う」「思い出」の、4分類に分けていきます。
要る、要らないとは、「使える」「使えない」で仕分けるのではなく、「本当に使うか?」「本当に着るか?」を考えて、今後必要になる物だけを残しましょう。
では、今後必要になるのか、すぐには判断ができず、迷った時には次の質問を思い浮かべてください。
- これは「何」なのか?
- 「なぜ」取ってあるのか?
- 「いつ」必要なのか?
- 「どこで」使うのか?
- 「誰が」使うのか?
この質問のどれか1つでも答えられなかったら、それは、捨ててもいい物と判断します。
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愛知県名古屋市を中心に 整理収納アドバイザーとして お仕事をしています。
お片づけでお悩みの女性をサポートしますo(^_^)o
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