たばこにアルコール、乾燥した空気、そしてカラオケなど、喉を酷使することは案外少なくありません。

飲み会やカラオケの次の日、喉がイガイガしたり、声が枯れた経験はありませんか？

喉は非常にデリケートで、とても刺激に弱いもの。

喉が痛い時におすすめの食べ物でケアしてみてはいかがでしょうか？

蜂蜜は体にも良いですが、特に喉の粘膜保護にはおすすめです。

のど飴でも定番ですが、蜂蜜には過酸化水素という抗菌物質が含まれており、炎症を緩和する効果を持っています。

喉が痛いときは、ひとまず蜂蜜を口に含んでみると良いでしょう。
紅茶に溶かして飲んだり、体を温めるために生姜や蜂蜜レモンで頂きましょう。

マヌカハニーは少し効果ですが、殺菌作用と炎症効果が非常に高いため特にお勧めです。

大は、実は喉が痛いときにピッタリの食材です。

元々消炎作用を持っていますから、喉が腫れてしまった場合は大根が向いています。

ただし、食べるだけではあまり効果が期待できません。

大根に含まれる成分を溶け込ませるため、蜂蜜へ漬け込む「蜂蜜大根」が一番良いでしょう。

相乗効果で喉の痛みを和らげてくれます。

大根の汁に強力な消炎作用があるので、摩り下ろして頂くのもお勧めです。

風邪を引いたらネギを首に巻け、と言われることもありますが、ネギに含まれる成分が体力回復に良いことから来ています。

風邪を引いて喉が痛くなったら、ネギをお味噌汁に入れたり料理に使うと良いでしょう。

アリシンという疲労回復成分も働き、栄養満点なので風邪の治りも早くなりますよ。

喉がチクチクと痛む場合、雑菌が粘膜に張り付いて悪さをしている可能性もあります。

風邪の前兆にもなりますから、生姜の力で粘膜を保護してあげましょう。

生姜は刺激の強い食べ物ですが、反面強力な殺菌作用を持っているため、喉の粘膜の炎症緩和が期待できます。

ミネラルウォーターに、すり下ろした生姜と蜂蜜を入れた飲み物がおすすめです。

レモンも喉が痛いときにおすすめの食材です。ビタミンCを豊富に含み、強い殺菌作用を持つことが知られています。

傷ついた粘膜をビタミンCが修復し、張り付いた雑菌を殺菌してくれます。

そのまま果汁を舐めるのは刺激が強すぎますので、上記で挙げた蜂蜜と合わせて紅茶に入れるのが最もベストです。

緑茶でうがいをすることで、強力な抗菌作用のあるカテキン成分が喉を殺菌し、炎症などを鎮めてくれます。

これからの季節、空気はますます乾燥していきます。

乾燥によって喉を痛めるだけでなく、年末年始に控える忘・新年会や二次会のカラオケのように、更に喉を刺激する出来事も控えています。

秋冬は1年の中で最も喉を酷使しやすい時期です。

喉が痛くなったら食材の力に頼ってみましょう。