温泉の美容効果を高める、5つの入浴ルール
美肌に効果的な温泉の入り方とは?健康に良いだけでなく、スキンケアやデトックスにも繋がる温泉の入浴方法を紹介します。
こんにちは、美肌アドバイザーのMaikoです。
日本が誇る観光名所でもある、温泉。寒い時期に私たちの身体を芯から温めてくれるだけでなく、そのリラックス効果や美肌への効果も多くの女性たちに人気の理由です。
日本三大”美人の湯”というのがあるように、温泉にも含まれる成分による違いがあることはご存知かと思いますが、温泉の”入り方”についてはあまり耳にすることはないようです。
美肌のためのより効果的な温泉活用法についてご紹介します。
まだ医療面が発達していなかった時代にも、”湯治(とうじ)”と呼ばれる療養法やその他の健康法に活用されていたという温泉。
その豊富な含有成分から、身体の健康だけでなくさまざまな美容効果も知られており、多くの女性が美容法のひとつに取り入れています。
中でも、三大美人泉質と言われる「炭酸水素塩泉」「硫酸塩泉」「硫黄泉」は特に美肌効果が高く、その代表的な理由は、以下の3つが挙げられます。
温泉にはよく知られているようにミネラルが豊富に含まれています。
特に、硫酸塩泉や炭酸水素塩泉のナトリウムなど塩化物を含む温泉は、入ることで塩分が肌表面に吸着して水分の蒸発を防いでくれる、高い保湿効果があると言われています。
温泉には身体の隅々から温めてくれる効果があり、血行を良くしてくれるため、全身に血液と栄養が行き渡ることで、お肌も健康的に保ってくれます。
冬の時期や、年齢を重ねた肌では、血行が滞ることによる代謝低下で乾燥やシワなどを引き起こすことが多いため、この温泉の効果は美肌にとってとても大切であるといえます。
血行が促進されて代謝が促されることにより、お肌に溜まった老廃物や過剰な皮脂・水分を追い出すデトックス効果も期待されます。
特に炭酸水素塩泉や硫黄泉などには、古い角質や皮脂の汚れ等を取り除く効果があり、デトックス効果と合わせて代謝が滞りがちな肌の美白にも効果的と言われています。
温泉に入る前に身体を綺麗にしてから…と考える方も多いかと思いますが、実はこの方法はNG。
最初に身体も髪の毛も洗ってから温泉に入ると、身体が冷えきってしまって短い時間しか浸かれなくなってしまうだけでなく、温泉の成分がお肌に刺激になってしまうことがあります。
温泉に入る前のマナーとして身体を洗い流すのは大前提ですが、用意されている”かけ湯”を活用して全身を洗い流すようにしましょう。
かけ湯で温泉の成分に身体をならす、という意味合いもあります。
熱いのを我慢して長く入浴することは、心臓への負担だけでなくお肌にも悪影響。
一定の時間の入浴を繰り返し行う”分割浴”のほうが、適度にクールダウンしながら入浴できるため、リラックスしながら充分な時間の効果的な温泉を楽しむことができます。
かかり湯の後、早速温泉に入り、その後髪の毛を洗ったり、身体を洗ったりを入浴と交互に繰り返すとよいでしょう。
先に紹介したように、温泉の成分そのものに老廃物や余分な皮脂等を取り除く効果があり、皮膚に浸透する成分なども含まれるため刺激を感じやすい状態にもなりがちです。
また、ピーリング効果によって肌も柔らかくなっているため、身体を洗う際には決してゴシゴシ擦らず、いつもよりも力を抜いて洗うように心がけましょう。
特に温まってふやけた状態の肌には、角質取りや固めのブラシなどは避けるようにしてください。
かえって必要な角質やうるおい成分を取ってしまい、乾燥や肌荒れに繋がります。
じっくりと温泉を楽しんだ後で、シャワーで美容成分をすっかり洗い流していませんか?
泉質によっては洗い流しを推奨されるところもありますが、シャワーの水道水ではなく、かかり湯で軽く身体を流してから出るのがベストです。
身体のほてりが気になる方は、掛かり湯を桶に溜め、少し冷ましてから肩から流します。
入浴は意外と水分と体力を消耗するのをご存知ですか?
ゆっくり温泉に入るのを楽しむためには、温泉で失う水分とエネルギーを事前に補給しておくことが大切です。
十分に準備をせずに長時間の入浴をすると、温泉の美容効果が得られないだけでなく、脱水を起こしてしまったり、体調を崩したりすることにも繋がりかねません。
美肌のための温泉入浴のコツ、いくつご存知だったでしょうか。
せっかく時間をかけて行く温泉、リラックスしながら美容効果を楽しんで、艶のある美しいお肌をキープしましょう。
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