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  • イギリス料理の中で一番美味しい!? 英国旅行中に必ず食べてほしい、本場「イングリッシュ・ブレックファスト」のすすめ

イギリス料理の中で一番美味しい料理として昔からよく挙げられるのが「朝食」。英国を訪れる際には、伝統的な本場の「イングリッシュ・ブレックファスト」を食べてみましょう。シンプルな見た目と優しい味にハマる人も多い「ポリッジ」もお忘れなく…。

イギリス料理の中で一番美味しいのは朝食!? 「イングリッシュ・ブレックファスト」のすすめ

イギリス料理というと「あまり美味しくない」という固定観念があるかもしれません。

そんなイギリス料理の中で「一番美味しい料理」として昔から挙げられるのが「朝食」だとか…。

 

「イギリスで美味しい食事がしたければ、1日3回朝食を取れば良い」

 

作家のサマセット・モームが残したこの言葉が、しばしば称賛の言葉として引き合いに出されるほどです。

反対に、簡素なのがアメリカ式の朝食「コンチネンタル・ブレックファスト」。
朝食は簡単に済ませる傾向が強くなってきていますが、イギリスにあるB&B (朝食付きの宿)の多くでは、朝食は従来どおり伝統的な「イングリッシュ・ブレックファスト」を提供してもらえるようです。

ソーセージ、ベーコン、ベイクドビーンズ、トマト、マッシュルーム、卵料理、トーストが主流で、トーストにはマーマレードを塗るのが一般的です。


 

お店にもよりますが、「イングリッシュ・ブレックファスト」として出されるプレートは基本的に同様で、多くのお店で£5-程度で頂くことができます。

街の至るところに「English Breakfast」の看板が出ているのが目に付くと思いますし、お店毎にも大きな差もないので、どこで食べるかそれほど悩まなくても良いでしょう。

また、名前自体「朝食」という意味ですが、旅行客にとても人気があるため、お店によっては朝食のみにとどまらず1日中提供しているところもあるほどです。
大衆向けにはリーズナブルなプレートですが、ホテルなどの少し高級な朝食になると、見栄えも少し変わってきますね。

まず始めに、紅茶やコーヒーが運ばれてきます。


 

通常、料理は「ソーセージ、ベーコン、ベイクドビーンズ、トマト、マッシュルーム」などから選択可能です。
また、卵料理は「目玉焼き、ポーチドエッグ、ゆで卵、スクランブルエッグ」などから選ぶこともできます。

 

 

こちらもぜひ食べてみてほしい「ポリッジ」

なお、こちらのプレートの前に「ポリッジ」を頂くのも伝統的な朝食です。


ポリッジとは、オートミールをお水や牛乳で炊いた日本でいうお粥のようなもの。
現在では、お湯や温かい牛乳を注ぎ混ぜるだけで簡単に作れるような「インスタントオートミール」がスーパーでたくさん売られています。

 

 

一食ごとのカップになっているものは、お湯を注ぐだけ。
これなら、部屋に湯沸かし器があるホテルなどでも頂くことができますね。

 


このポリッジ、お好みでドライフルーツやグラノーラを入れたり、蜂蜜やジャム、メープルシロップをかけて頂くことが多いです。

私自身「イングリッシュ・ブレックファスト」は有名なので知っていましたが、「ポリッジ」は知りませんでした。
…というより、恥ずかしながらその単語を聞いたことがなかったのです。

ですので、カフェでよく「Porridge (ポリッジ)」という看板やポスター写真などは見かけていたのですが、どんな食べ物なのか想像できず、なかなか手が出ませんでした。

けれど一度頂いてみて、シンプルな見た目と優しい味にすっかりハマってしまったことを覚えています。
特に、朝や小腹が空いたときに最適です。

 

一度試して気に入ったなら…

イギリスを訪れた際には、胃に優しい「ポリッジ」と、栄養満点の「イングリッシュ・ブレックファスト」を一度試してみることをオススメします。

なお、イングリッシュ・ブレックファストのプレートにある「ベイクドビーンズ」も、オートミールと同じくスーパーで簡単に手に入ります。
ありがたいことに缶詰なので、お土産にしても面白いのでは…と思います。


 

 

日本に帰ってからも、インスタントオートミールやベイクドビーンズを使って、お休みの日などに、簡単に「フルブレックファスト」を作ってみるのもいいですね。
楽しい旅の余韻に浸りながら優雅に朝食を頂くなんて、最高ではないでしょうか。

 

おわりに

そして、突然ではありますが、今回の記事をもって「London Cafe日和」は終わりになります。

短い間ではありましたが「London Cafe日和」に足を運んでいただき、本当にありがとうございました。

そして、私の記事を覗きに来てくださった方がイギリスに足を運ばれた際、そのイギリス滞在が最高に素晴らしい思い出となる事を心より願っています。

 

Yours respectfully,
Makiko Ueda  


 

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