綺麗な背中を作る、簡単背中痩せエクササイズ&ストレッチ!背中の脂肪は老化や太って見える原因の1つですので、猫背や反り腰など姿勢が悪い人は特に要注意!
こんにちは。美姿勢インストラクターの美宅玲子です。
お腹に比べると、脂肪がついても気づきにくい、背中。
脂肪がつくと、背中が余計に丸く見えて、老けてしまいます。
今回は、背中に脂肪がつく原因とその対処に加えて、脂肪がつきにくくなる姿勢もご紹介します。
背中の筋肉は、私達が知らないうちに酷使されて、疲れが溜まっています。
例えば、ついこんな姿勢をとっていませんか?
デスクワーク(抱っこ)等で長時間座っていると、無意識に背中が丸まりがちですが、背骨にとっては不自然でつらい体勢です。
背中の筋肉は、伸ばされて引っ張られながらも、元の長さに戻ろうと、力を入れた状態が続きます。
そのため、疲労物質がたまり、血行が悪くなるので、脂肪もつきやすくなってしまいます。
腰や背中の筋肉の緊張が強く、この姿勢もクセになりやすいので、長時間続いて疲労・凝りが蓄積、脂肪もつきやすくなってしまうのです。
疲れて凝り、脂肪も溜まった背中を柔らかくほぐすエクササイズをご紹介しましょう。
1.両膝を立てて、カーペット程度の硬さにした床に座ります。
2.膝裏に両手をかけて、腰や背中を後ろに丸め、すぐにでも転がれる体勢になります。
3.その体勢のまま、息を吸いながら後ろへ、吐きながら前に転がり続けます。
背骨周りの筋肉をストレッチし、転がす刺激でほぐすことができます。
常に軽くアゴを引いておきましょう。
1.両膝を立てて座り、両腕は前に伸ばします。
2.息を吐きながら、腰を後ろに丸めて徐々に後ろに寝ていきます(手を床についてもOK)。
3.息を吸って、吐きながら頭から背骨を丸くして起き上がります。
円背(えんぱい)でも反り腰でも、ゆるんで背筋とのバランスが崩れている腹筋をつけることで、背中を伸ばすことができます。
1.お尻を床について座り、息を吸いながら右手を挙げ、吐きながら上体をしなるように左へ倒します。
2.倒し始めに感じた体側の突っ張り感が和らぐまで、ゆったりと呼吸を続けます。
3.息を吸いながら、上体を起こします。
4.反対側も同様に行います。
体側を伸ばすことで、つながりの深い背中の筋肉の緊張もほぐれます。
1.左右のお尻に体重を等しくかけて座り、右膝を立ててあぐらをかいた左膝の向こうに掛けます。
2.左腕で右膝を引き寄せ、息を吸って背骨を伸ばし、吐きながら右にねじっていきます。
3.無理のない痛気持ちいい範囲でねじり、深呼吸を5回繰り返したら、息を吸いながらねじりを解きます。
4.反対側も同様に行います。
背骨をねじることで、背中の筋肉が広くストレッチされ、ほぐれます。
背中にお肉がつく原因となる姿勢を正すには、どうしたらいいのでしょうか。
先のエクササイズで鍛えた腹筋と、体側を意識することがポイントになります。
まずは、おへそや下腹を、背骨の方向へ引っ込めてみましょう。
腹筋が使われると、腹筋と共に背骨を支えている背筋の負担が減ってリラックスし、血行が良くなります。
お腹を引っ込めつつも呼吸を止めないために、息を吐く時にお腹を引っ込める意識を持つのも良い方法です。
わき腹を、わきの下の方へ向かって持ち上げる意識を持ってみましょう。
たるんでしわが寄ったお腹が薄く伸び、背すじが伸びますね。
これも姿勢を整え、背中の負担を減らして、老廃物や脂肪を流しやすくしてくれるのです。
背中のお肉と姿勢の深い関係を、実感していただけたでしょうか。
背中が疲れて上げる悲鳴の1つが、脂肪をためることだったのです。
背中を労り、お腹で助けてあげる習慣を、加えてみてくださいね。
|
|
関連コラム
|
|