歯茎が腫れて痛い!歯茎が腫れる原因と対処法

歯茎が腫れる原因は様々ですが、放置すると歯周病などの病気にもなり得ます。歯茎が腫れたことで痛い、痛くないなど症状差はありますが、熱が出たり顔が腫れるなどした場合は要注意です。

執筆者: Latte Columnist
口の中は健康ですか?

大病のようなインパクトはありませんが、歯のトラブルも、非常に大きな問題です。

軽度の虫歯なら歯磨きで改善する、とも言われている一方で、虫歯が原因で死に至ったケースもあるのです。

 

たかが「口の中の健康」ですが、されど「口の中の健康」。

十分に気を配る必要があるでしょう。

今回は、口の中の健康から、様々な原因がある「歯茎の腫れ」について考えます。

 

 

「親知らず」が原因の場合

まず「親知らず」が原因の場合です。

抜歯が必要になることが多いでしょう。

 

生える人・生えない人がいる

親知らずとは、前から8番目の、通常は最も奥に生えてくる歯です。

一般的には、上下左右で4本ありますが、もともと親知らずの無い人や、4本が揃っていない人など個人差があります。

 

腫れを引き起こす生え方

生える場所が不足している親知らずの多くは、横や斜めに生えてきます。

そのため、周囲の歯を圧迫するなどして歯茎が腫れてしまうのです。

 

「細菌」が原因の場合

次に「細菌」の問題です。

こちらも、歯医者での治療が必要になります。

 

磨きの残しによる細菌の増殖

正しい歯磨き方をしていないと、食べカスなどが残り、口内を清潔に保てません。

そのために、細菌が増殖し、歯や歯茎に腐敗物を生み出して歯が腫れてしまうのです。

 

虫歯治療後の細菌の繁殖

稀なケースですが、虫歯治療後のかぶせ物と歯茎の間に細菌が入ってしまうことがあります。

そこから細菌が増殖し、歯茎に炎症が出てしまうのです。

「ライフスタイル」が原因になることもある

ライフスタイルによっても、歯茎の腫れが起こります。

 

正しい歯磨きができていない

正しい歯磨きができていないと、虫歯だけでなく、歯茎が腫れることもあります。
固過ぎる歯ブラシで、自分の歯茎を傷つけている可能性があるのです。

 

正しい歯磨きは、柔らか目の歯ブラシで、鉛筆持ちにしたブラシを左右に優しく動かすこと。

 

 

タバコの有害物質による影響

本人の寿命を縮めるだけでなく、周囲にも影響を与える「喫煙」は、歯茎にも悪影響を与えます。

煙草は有害物質が非常に多く、歯を黄ばませたり、歯茎の健康を損ねることになるです。

 

禁煙が厳しいという場合は、節煙を心掛けて下さい。

1日に吸う本数を、1本ずつ減らしていくという地道な努力も良いでしょう。

 

禁煙外来を利用する手もあります。

 

 

ストレスや飲酒でも歯茎が腫れる!

体調が悪かったり、普段のストレスや飲酒が、歯茎の腫れに繋がることもあります。

 

特にストレスが引き起こしている場合は、原因の特定が難しいでしょう。

しかし、十分な休息と規則正しい生活を心掛ければ、改善が見込めます。

 

 

おわりに

歯茎の腫れは、自然に沈静化するケースと、悪化するケースがありますが、素人判断は厳禁です。
早めに受診して、原因を突き止めておきましょう。