赤ちゃんが母乳・ミルクを飲まない!新生児の食事量が少ない原因と対処法
赤ちゃんの授乳時、母乳やミルクを飲まないと心配になりますよね。新生児は寝るばかりで飲む量が少ないことも。考えられる原因と対処法を解説します。
こんにちは、 メンタルケア心理士の桜井 涼です。
赤ちゃんの、母乳やミルクを飲む量が少ないと、不安になりますね。
初めてのお子さんの場合は、特にそれを感じることでしょう。
飲む量が少なくなるのには、次の3つの理由が考えられます。
十人十色という言葉がある通り、赤ちゃんによって、飲み方や飲む量はまちまちです。
そのため、飲んだ量がそのお子さんにとっての適量であることが考えられます。
母乳の場合、「量が足りているか」と、一度は心配になってしまいます。
飲んだ量を量ることができないのですから、当然です。
ただ、母乳はミルクよりも消化が良いと言われています。
だから、授乳の間隔がミルクよりも短いのです。
次の3つに当てはまるようであれば、必要量を飲むことができていると判断しても大丈夫です。
- 便が正常に出ている
- 機嫌が良い
- ある程度の授乳間隔が空いている
1ヶ月検診までの期間は、飲む量が変わりますから、数値にこだわらずにいるといいでしょう。
育児本などに、1日の授乳の目安や間隔の開け方、回数などが書かれています。
ですが、それはあくまでも平均的なものです。
どの赤ちゃんも、それに完全に当てはまるというわけではありません。
お子さんの様子を見ながら判断していきましょう。
飲み口が合っていないと、「飲みたいけれど、たくさん口の中に入ってくる」、あるいは「吸ってもなかなか出てこない」ということが起きます。
母乳の場合は、お母さんの状態によって、出が悪いこともあるので、そこは仕方がありません。
ですが、ミルクを飲ませている場合は、ほ乳瓶につける飲み口が、お子さんに合っていないことが考えられます。
次のような様子が見られる場合は、この理由が当てはまることが多いようです。
- 飲みながら寝てしまって、すぐに欲しがる
- 飲んだ後に大量に吐く
ほ乳瓶の吸い口をいくつか試してみるといいでしょう。
吸いやすいものであれば、しっかりと飲んでくれます。
赤ちゃんが泣くと、オムツの交換や授乳、体に異常がないかなどを試しますね。
授乳の際、たくさんの量を飲まずに、泣きやまないことがあります。
そんな時は、次のことをチェックします。
赤ちゃんの状態をしっかり観察
- 便は出たか
- おしっこの状態はどうか
- 熱はあるか
- 吐いていないか
- 鼻がつまっていないか
- 顔色がおかしくないか
このようなことがチェックしてみて、当てはまる物がある場合は、病院への受診を考えましょう。
特に、熱があったり、おう吐を繰り返したりしている場合は、病気にかかっている可能性が高いです。
また、鼻がつまっていると、飲みたくても飲めませんよね。
お母さんが、赤ちゃんの状態をしっかり観察して、飲まない理由を探してみることが大切です。
赤ちゃんは言葉を話せないため、泣いて教えてくれているのです。
新生児を抱えたお母さんは、飲みの状態が少ないと本当に不安になります。
そんなときに大事なのは、お母さんが冷静になって、赤ちゃんの状態をしっかり見ることです。
体調が悪いときは飲む量が減りますし、飲む量が足りている場合も、1度にたくさんは飲みません。
急に飲む量が減ったという場合でも、他に変わった症状が見られないなら、焦らずに1~2日様子をみましょう。
それでも心配な時は、授乳記録をつけることをお勧めします。
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