下半身太り解消のヒントになる、姿勢のセルフチェック!悪い姿勢は、骨盤のゆがみ、冷えやむくみの原因にも。ダイエットに特別なエクササイズは不要です。
こんにちは。美姿勢インストラクターの美宅玲子です。
太る時に、どこにお肉がつきやすいかは、人それぞれです。
とは言え、普段の姿勢や動き方(筋肉の使い方)で、お肉がつきやすくなったり、つきにくくなったりするのも事実。
今回は、下半身太りの原因となる悪い姿勢がクセになっていないか、セルフチェックをしてみましょう。
偏った座り方は、足腰の血行を悪くするため、下半身に老廃物がたまりがちになります。
次のような座り方に、心当たりがある方は要注意です。
床や畳に座ることが多い人は、横座りを多くしていませんか。
横座りの習慣があると、座りやすい側に体重をかけ、膝を曲げる方向も決まって固定化されがちです。
また、椅子に座っている場合も、片方のお尻に体重を偏ってかけていませんか?
立ち上がりやすいように、無意識にお尻を片方浮かせぎみにしていたり、足をずらして置いていたりすることがあるものです。
横座りと同じく、脚を組むのも、同じ側で組むことがクセになりやすく、骨盤周りがゆがんで血行が悪くなりがちです。
椅子に座ると脚を組みたくなるのは、骨盤が後ろに倒れて腰が丸まっているからです。
そうなると、お腹の力が抜けて、下腹に脂肪がたまりやすくなるのです。
床のものを取ったり、しゃがみ込んだりする時、もしくは椅子に座ったり立ったりする時に、いつもこんな状態になる人は要注意です。
- 片足が外股になる。
- 片膝が内側に入る。
- 片足に体重が乗る。
- 同じ立膝(片方の膝を立てて座る)になる。
これらは、ゆがみのサインです。
しゃがんだり、立膝の体制をとったりする場合は特に、リンパ節の圧迫が大きくなるので、左右の同じ側を続けると、むくみや、ゆがみ太りに繋がりやすくなります。
女性に多い、反り腰や出っ尻。
腹筋とお尻の筋肉がゆるんでいることが原因です。
結果、お尻は垂れ、脚がゆるみ、内臓は下垂して、下半身が冷えて、流れが悪くなりがちなのです。
先の「脚を組みたくなる」の所でも触れましたが、骨盤が後ろに倒れ、下腹がゆるんで脂肪がつきやすくなっている状態です。
足腰のリンパが詰まりやすい体勢でもあり、下半身の冷えやむくみを起こしやすくなります。
脚(膝)を開いて座ると、脚を閉じるための内ももの筋肉がゆるみます。
すると、骨盤底やお腹がゆるみ、内臓が落ちて下腹が出るので、下半身が圧迫されて、老廃物が流れにくくなってしまいます。
立っている時も、片足により体重をたくさんかけた、偏った立ち方になっていませんか。
これも、骨盤周りの筋肉の柔軟性や筋力がアンバランスになり、コリや老廃物を溜める原因になります。
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