彼ママにご挨拶…服装やマナーは大丈夫?彼氏の母親に会う時の注意点
彼氏の実家などで彼ママとの初対面!ご挨拶時、好印象を持ってもらう服装やファッション、マナーを押さえておきましょう。特に和室には要注意!
こんにちは。マナープロトコール講師の矢野誉美です。
いよいよ彼の母親との顔合わせ。
ちょっとドキドキなイベントを成功させるために、今日は彼の自宅を訪問する場合のポイントについてご紹介します。
服装は第一印象を決める大切なポイントです。
基本的には、年齢相応で清潔感があるものが好まれます。
「個性」が優先されがちな最近ですが、目上の人に会う場合は、やはりきちんとした服装をするのが礼儀です。
和室に通され、正座での所作がある場合は、座りやすいフレアスカートかワンピースがいいでしょう。
タイトスカートやパンツスタイルは、避けた方が無難です。
また、サンダルやミュールなどを履いて、素足で訪問するのはマナー違反。
ストッキングを履くか、フットカバー(足先だけの靴下)を用意しておくのがお勧めです。
紐靴のスニーカーやブーツも、玄関での着脱に時間がかかり不格好になります。
基本的には、パンプスを履いて訪問するようにしましょう。
彼の自宅へお招き頂いた場合、思いかけず和室へ通される事もあるでしょう。
昨今の住宅事情では、和室で生活をしたことがない人も結構いらっしゃいます。
そんな時でも困らないように、和室へ通された場合に気を付けなければならないポイントを押さえておきましょう。
基本的に和室では、床の間に近い場所が上座となります。
和室に通されて、とっさにどこが上座か分からない場合は、なるべく出入口に近い場所を選ぶのがポイントです。
「お好きな場所にどうぞ」と言われても、遠慮して下座に着くようにしましょう。
和室での挨拶は、出入口近くの下座に正座をして行うのが正式です。
立ったままでは「上から目線」となり、大変礼を欠く行為です。
用意してある座布団に躊躇なく座るのも、実は考え物。
座布団は、一段高い場所に座るという意味から、基本的には家人に勧められてから座るのが正式な作法です。
座布団の位置をずらしたり、裏返しにしたり、踏んだりするのもマナー違反なので、気を付けましょう。
かつて畳の縁には、座る人の格を表わす紋章をあしらった高価な織物が使われていました。
そのため、大切な畳の縁を踏まないように、という習慣が今でも残っています。
洋室でも和室でも、バッグをテーブル(食卓)の上に置くのは厳禁です。
バッグは足元(床の上)に置くようにしましょう。
また、テーブル席(洋室)の場合、小ぶりのバッグは、椅子の背もたれと背中の間に置くのも正解です。
所作は、普段の癖や仕草が無意識のうちに出てしまいます。
常日頃から、物や人に丁寧に接する事を心掛けておけば、全く心配することはありません。
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外見だけでなく、内面も同時に磨けたら。
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