疲れた心を癒す!「音楽」がメンタルケアにおすすめである3つの理由 (1/2)
音楽にはストレスを解消する効果効能があります。音楽を聴くことで癒されたり、リラックスしたり。音楽療法はお金をかけず、すぐに実践できるのです。
こんにちは。ピアニストの小川瞳です。
今回は、「音楽療法によるストレス解消の重要性」について説明したいと思います。
昔は肉体労働が多く、仕事をすると体力を消耗する、という流れが一般的でした。
ですから、医学的な知識をある程度は各々が持っていて、病気や怪我の予防を自分なりに行うようになったそうです。
また、栄養学などの発展から、食生活が健康に与える影響や、子供の成長に必要な栄養なども、自然に身についてきているのです。
人々は、肉体を守る知識は、すでに十分持ち合わせているのに、いつでも「体にいいこと」「体に悪いこと」を考えている傾向にあります。
それはもちろん大切なことで、肉体をないがしろにしてはいけないのですが、現代はストレス社会と言われています。
疲れてしまった心を治す特効薬は、今のところ存在しておりませんし、精神的な病の症状が多様化し過ぎているためか、医学的にも、心因性の病気の改善は難しいこととされているようです。
わたしたちも、怪我や病気予防のために衣服をまとい、風邪やインフルエンザ・花粉症対策でマスクをし、夏場には熱中症予防のため帽子をかぶったり、日焼け止め対策にまで注意を払ったりしてます。
しかし心は無防備で、あまりケアできていないのではないでしょうか。
「ストレス解消」という言葉はよく聞きますが、実際に、ストレス解消に対して積極的に行動を起こしている人はあまり多くないように見受けられます。
もしかしたらわたしたちは、ストレスを軽視してしまっているのかもしれません。
- ストレスが目に見えるものではないこと
- ストレス解消のためにしていることが、甘えや贅沢に見えてしまうこと
- そのための時間や費用がなかなか用意できないこと、など
それには上述のように、さまざまな理由があるかと思いますが、そこで今とても注目されているのが、音楽療法なのです。
音楽は、人間の精神面に働きかける作用がある
子どもには、情操教育の一環として、学校教育においても音楽の授業が行われているわけで、成長過程の中でも、音楽の価値は尊重されています。
例えば、体育は運動能力の成長のために欠かせないでしょうし、図工は手先の運動の発達や創意工夫の能力を養うためにも、有意義な科目といえるでしょう。
音楽は、人間の成長においてあまり直接的な影響は見えませんが、人間の精神面に働きかける作用が大きく、子どもの内面の成長に役立つ教育とされているのでしょう。
音楽もストレス同様、目には見えないものですが、以下のように心の状態に大きく影響するものです。
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ピアニストとして東京や茨城を中心に、ソロの演奏会やオーケストラとの共演など、数多くの演奏活動を行っております。
音楽心理士の資格も持ち、トークコンサートやコンクールの審査員もつとめております。
また長年に渡り執筆活動も並行して行っており、小説を3作品出版しております。
こちらのサイトでは、幼少時よりピアノを学び続け、クラシック音楽の世界に身を置く私ならではのコラムを執筆できたら、と思います。
よろしくお願い致します。
小川瞳 公式ホームページ https://ogawahitomi.amebaownd.com/
小川瞳作曲 笑顔のBGM
https://youtu.be/Qrt-stZPTb8
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