お腹の肉を落としたい!ぽっこり出た下腹を凹ませるお腹痩せダイエットを、ヨガインストラクターが指南。姿勢が悪いとウエスト痩せはうまくいきません。
お腹の肉、痩せたい!ウエスト痩せのポイントは?
ヨガインストラクターの鈴木友紀です。
痩せて見える人でも気になるのが下腹。
ガードル等で押さえつけていたお腹が開放された時、本当にがっがりしますよね。
また、薄着の季節には特に人目も気になるものです
ぽっこりお腹の原因と、お腹の肉を落とす解消方法をご紹介します。
ぽっこりお腹の原因には、姿勢や便秘、内臓脂肪、筋力低下等様々な原因が考えられます。
猫背になると背中が丸くなります。
その分、お腹でバランスを取ろうとしてお腹の肉が出てしまうのです。
いつも便秘ぎみ
ガスや便が溜まっていても、お腹の肉が出る原因となります。
薄着+冷房でお腹が冷えている
お腹周りは骨がないので、冷やすとお腹周りを保護しようと脂肪が溜まりがちです。
加齢とともに気になってくる方は、筋力低下が原因かもしれません。
筋肉は、何もしていないと加齢とともに落ちていきます。
同じ食事をしていても太りやすくなったのは、筋力低下による代謝が落ちているからです。
日常生活に取り入れられる、ぽっこりお腹解消法をご紹介します。
姿勢といってもピーンと胸を張るのではなく、姿勢を保つ筋肉である「インナーマッスル」を鍛えること。
特にお腹周りの筋肉を整えれば、ぽっこりお腹の原因である下垂していた内臓が引き上げられ、内臓が本来あるべき場所に収まり、便秘も解消できます。
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お腹を1㎝へこませる時間を作りましょう。
電車に乗っている時やテレビを見ている時のCMの間等、ちょっとした合間の時間でOK。
- 軽く顎を引き、姿勢を正す。
- お腹を背中にくっつけるようにして息を吐く。
- お腹はそのまま深い呼吸を30秒続ける。
座る時は、骨盤を立てて座りましょう。
椅子には深く腰を掛け、背もたれにはもたれません。
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歩く時は、視線を上げて歩きます。
腿の付け根から脚を出すのではなく、みぞおちから脚が伸びている感覚で歩くと、姿勢も整います。
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腿からお腹にかけて繋がっている筋肉「腸腰筋(ちょうようきん)」がが衰えると、骨盤が後ろに傾いて下腹が出たり、腰回りに贅肉がつきやすくなります。
この腸腰筋を鍛えると、お腹周りをすっきりさせる効果があるのです。
腸腰筋を鍛えるのに効果がある、ヨガのポーズをご紹介します。
- まっすぐに立つ。
- 足の付け根から体を前屈し、両手床につける(膝が曲がってもOK)
- 右足を大きく一歩後ろに引く。右足はつま先立ち、正面に向ける。
- 両足で床を踏みしめバランスをとりながら上半身を起こし、両手を上げる。3呼吸キープする。
- (お臍を縦にするよう意識しながら行う)
- 反対側も同様に行う。
- 1~4を3回繰り返す。
- 四つ這いになり、右足を後ろに伸ばす。
- 余裕があれば左手も上げ、骨盤は床と平行にする。
- 呼吸をしながら30秒キープ。
- 反対側も同様に行う。
- 1~4を3回繰り返す。
お腹の肉を引き締めるには、日々の積み重ねが大切です。
お腹に意識を向けながら、日常生活で少しへこますだけで姿勢も整います。
また、お腹のインナーマッスルが鍛えられれば、下がり気味だった内臓が本来あるべき位置に収まり、内臓も活発に機能します。
内臓の調子が整えば、便秘解消だけでなく、肌の調子まで整ってアンチエイジングにも効果的。
ぜひ、試してみて下さいね。
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