お腹が空いていないのに食べてしまう、おやつが止められない、暴飲暴食…そんなストレスを解消する、アメリカの大人気「瞑想ダイエット」のやり方!

米国で大注目のマインドフルネスダイエット

こんにちは。管理栄養士・ダイエットコーディネーターの水谷俊江です。


ダイエットをしている人もしていない人も、過食が止まらなくて困った経験をお持ちではないでしょうか。
今、欧米では過食をストップさせる切り札として注目されているのが、マインドフルネスダイエットです。

 

米国発マインドフルネスダイエットの方法と、手軽にできてリバウンドを防ぐ、「マインドフルネスダイエット・アレンジ版」をご紹介します。

 

 

マインドフルネスとは

最近よく耳にする「マインドフルネス」という言葉。

実はマインドフルネスというのは、座禅して瞑想することで、「逆輸入された禅」ともいわれています。


目を閉じて座り深呼吸して「瞑想」することによって、自分の心の中から生まれた執着や嫌悪などの価値判断を加えることなく、中立的な立場で現実をありのままに受け入れること。

 

 

欧米では、この「瞑想」から宗教色を一切排除し、「マインドフルネス」をベースに科学的に心理療法に取り入れた健康プログラムが認知症やうつ病の症状改善に効果をあげています。

 

またダイエットプログラムでも、参加者が自分の空腹や満腹という感覚レベルが高くなるという結果を出しています。

 

米国版マインドフルネスの中身は?

ミズーリ大学の臨床心理学者の新著「The Mindfulness-Based Eating Solution」を簡単に訳したものです。

1)食事を食べる前に深呼吸して、一息つき本当に空腹であるかチェックする

 

2)目の前の食事が、自分が本当に欲しているものなのか確認する。本当に食べたいものだけを食べる

 

3)食べる時にはテレビや音楽を観たり聞いたりしながら食べない。スマホもテーブルに出さない。よく噛んで咀嚼の音や香り、味覚、触角など五感を働かせて食べる。

 

4)食事の途中、満足したかを確認する。満腹と感じたらそこで食事をやめる。
残した食事は次に空腹と感じた時に食べるようにする。

 

マインドフルネスを取り入れた実践的な方法

「マインドフルネスダイエット」の方法は瞑想ですが、毎食実行するのは実際問題難しいのではないでしょうか?

また瞑想は、心理学的知識のない人に指導される場合には大きな危険があるとも指摘されています。


そこでマインドフルネスのルーツである禅宗から、食前に唱える「五感の偈」(ごかんのげ)を取り入れてみませんか?

食べる前に、心の中で唱えてみましょう。

 

一には功の多少を計り、彼の来所を量る

意味 この食事どれほどの人の手によって作られたのかを考える

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