相模原事件で「日本の障がい者偏見」が浮き彫りに…対する北欧諸国の考え方とは? (2/2)

障がい者福祉を支える理念「ノーマライゼーション」?障害のある人と共存する「心のバリアフリー」で、相模原障害者施設殺傷事件のような事件の再発防止を考えていきます。

執筆者: 中根 千恵 職業:眼科検査技師/サービス介助士/食育インストラクター/メイクセラピスト/Webライター、コラムニスト
ノーマライゼーションの必要性
共生社会の実現に向けて

ノーマライゼーションは障害の有無に関わらず、すべての人が社会参加できる世の中の実現に向けて必要な価値観とされています。

変わるべきは誰か

これらの実現の為に、ノーマライゼーションは健常者に対する心の問題にも投げかけています。
変わるべきは障がい者ではなく、共に暮らす健常者と社会であるとしています。

 

高齢者や障がい者に対し、先入観や偏見を排除すること。
つまり「心の壁(バリア)を取り去る」ことが重要なのです。

日本におけるノーマライゼーション
まだまだ浸透していない価値観

ノーマライゼーションの価値観は、デンマークからスウェーデンに渡った後、ヨーロッパに広まりアメリカへと渡りました。
日本に入ってきたのは1981年のことです。


日本でもバリアフリー、音響装置付信号機など導入が進んでいますが、人々の心には浸透していないという現実があります。

 

 

おわりに

日本は先進国でありながら福祉、そして共存共栄というホスピタリティ・メンタル意識が低いと評価されています。

今年(2016年)、東京・相模原の施設で起きた事件は大変痛ましいものでした。
あのような事が二度と起こらない為には、健常者側の心のバリアフリー、そして他人事と思わず関心を持つことが大切ではないでしょうか。
それがノーマライゼーションという価値観の一歩目です。

 
 コラムニスト情報
中根 千恵
性別:女性  |   現在地:東京都  |   職業:眼科検査技師/サービス介助士/食育インストラクター/メイクセラピスト/Webライター、コラムニスト

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