食べる日焼け止め「トマト」の栄養効能!焼きトマトでリコピン効果アップ♪血液サラサラ、代謝アップ、抗酸化におすすめの食材なのです。
トマトにはカロテンの1種である「リコピン」という成分が含まれており、美容や健康に良い効果をもたらすことで知られています。
1日におけるリコピンの摂取量目安は約15mg-20mg。
トマト1個につきリコピンは約7-8mgほど含まれています。
ここでは、リコピンが具体的にどのような効果をもたらすのかご紹介いたします。
リコピンには高い抗酸化作用があるので、特にアンチエイジングに有効です。
紫外線から肌を保護してくれることから、トマトは「食べる日焼け止め」とも呼ばれているのです。
マウスを使った実験では、赤みの軽減・表皮のごわつき・メラニン生成量の抑制といった効果が見られました。
肌が弱くて日焼け止めを塗れない、または日焼け止めをよく塗り忘れる人でも、焼きトマトを積極的に食べることで紫外線対策をすることができそうですね。
ちなみに紫外線は1年中降り注いでいますので、日焼け止めは夏だけつけていればいい…なんて思っている人は、将来シミがポツポツ出てきてしまいますよ!
テレビで放送されたのをきっかけに、一時期リコピンダイエットが大流行しました。
リコピンは悪玉コレステロールや血液中の中性脂肪を減らしたり、善玉コレステロールを増やしたりする働きがあります。
これにより血液がサラサラになって代謝が高まるため、痩せやすい身体になると言われています。
しかしトマトだけ食べるなど、栄養の偏りが見られると代謝は上手に作用しなくなりますので、あくまで毎日の食事に取り入れる程度が良いでしょう。
リコピンの抗酸化作用は、動脈硬化や糖尿病、がんなどの病気を予防します。
生活習慣病は活性酸素がDNAを傷つけたり、細胞や臓器に悪い影響を与えたりすることが原因で起こることが多いのですが、リコピンはこの活性酵素を除去してくれる働きがあります。
ヨーロッパには「トマトが赤くなると医者が青くなる」ということわざがあるくらい、トマトには病気を予防するパワーがあるのです。
「夜トマトダイエット」というものが話題になりましたが、カゴメ株式会社が行った実験によると、リコピンの吸収率が最も高いのは朝だそうです。
他にも、トマトを焼いて食べると、生で食べたときよりもリコピンの吸収率がアップすることはご存知でしたでしょうか?
また、チーズやオリーブオイルと一緒にトマトを食べることでも、リコピンの吸収率を上げることができます。
カプレーゼは究極のアンチエイジングメニューなのですね。
焼きトマトカプレーゼは最強ということでしょうか…♡
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