会社で年末調整を出し忘れた…保険料控除はできる?必要書類を持って確定申告会場へ行けばOK!
勤務先の年末調整を出し忘れた、必要書類が間に合わなかった…保険料などの控除はできない?いいえ、自分で確定申告会場へ行けば簡単に終わります。
生命保険や個人年金保険を契約したけど、その資料を会社に出すのを忘れ、年末調整がされなかった。
もしかしたら、そんなうっかりミスをしてしまった方が居るかもしれません。
結論から言えば、年末調整で保険料控除に関する資料を出し忘れても大丈夫です。
今回は、年末調整で必要な書類を出し忘れた場合と、その対処法について説明しましょう。
年末調整というのは、会社の方で社員の代わりに税金の計算をして、今まで源泉徴収で天引きした税金が多ければ還付金として払い戻すというシステムです。
ここで保険料控除に関する書類を会社に出さなかった場合、その分に相当する還付金が返ってこないということになります。
そんなことはありません。
年末調整は、あくまでも会社が従業員の確定申告を事前に肩代わりしているだけに過ぎません。
つまり「年末調整が終わっても、確定申告はまだ終わってない」ということです。
保険料控除に関する書類を出し忘れて、会社で年末調整をやってもらえなかった。
だったら自分で確定申告をすれば良いだけの話です。
なんてもったいない選択をすることはありません、確定申告は、実は簡単です。
何をすれば良いかと言えば、良くわからないなら適当に税務署の確定申告会場に行けばいいだけです。
そもそも確定申告を自力で全部できるほど、税の知識が完璧な国民なんてほんの一握りです。
むしろ税も確定申告も何もかもサッパリ分からないという人のために、正しく納税できるように毎年確定申告会場が設けられているのです。
保険料控除に関する年末調整を忘れた場合は、以下のものを持って確定申告会場に行ってください。
- 印鑑
- 口座番号を控えたメモ(還付金の振込先を指定するためです)
- 給与所得の源泉徴収票
- 出し忘れた保険料控除に関する書類(今度は忘れないように)
保険料控除だけであれば、会場が混んでなければものの10分程度で確定申告はすぐに終わります。
特に何も分からなくても、職員さんが面倒を見てくれるので安心してください。
いずれは医療費控除や住宅ローン控除の関係で、1度は確定申告会場に足を運ぶことになる機会がやってくるかもしれないので、これを機に確定申告を経験してみてはいかがでしょうか。
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