愚痴を言われたとき、言ってはいけないNG言葉!正論でも相手を傷つけ、怒らせる
家族や友人から愚痴を言われたとき、上手に聞いてあげられていますか? 返し方によっては相手を怒らせたり、傷つけたりしてしまう可能性も…。どのような反応がNGなのか、言ってはいけない言葉を具体的に紹介。
家族や友人から愚痴を言われたとき、上手に聞いてあげられていますか?
返し方によっては相手を怒らせたり、傷つけたりしてしまう可能性があります。
今回は、どのような言葉がNGなのか、具体的にご紹介します。
愚痴をこぼす人は、無意識ながらも味方になってくれる人を探しています。
そんなときに、味方になってくれるどころか、自分の行動を否定するような言葉をかけられたら、どう感じるでしょうか。
きっと深く傷ついてしまうでしょう。
つらい境遇や出来事について話す人に対して、「世の中にはもっとつらい人がいる」という言葉をかける人がいます。
ですが、このような言葉が何の慰めになるのでしょうか?
他人がどうであろうが、愚痴をこぼす本人がつらい思いを抱えていることに変わりはありません。
「もっとつらい人もいる」という言葉で、相手のつらい気持ちを勝手に「無かったこと」にしないでください。
ネガティブな気分のときに「頑張れ」と闇雲に応援されても、前向きな気持ちになることはあまりありません。
それどころかプレッシャーを感じてしまったり、余計に落ち込んでしまったりする可能性もあります。
相手が既に頑張っている場合、このような言葉は無神経ともいえます。
相談ではなく単なる愚痴の場合、相手はアドバイスを求めていません。
ただ胸に積もった不満や鬱憤を吐き出したいだけなので、迂闊にアドバイスをしないようにしましょう。
もし相手が「相談があるんだけど…」と話し始めたとしても、実際は相談ではなく愚痴であることはよくあります。話し相手は愚痴を言っているのか、それとも相談をしているのか、よく見極めることが大切です。
どちらにしても持論を話す前に、相手の気持ちを一旦受け止めてあげましょう。
「そうだったんだね」「辛かったね」「悲しいね」「それは腹が立ったね」など、感情を一度受け止めてからでないと、相手は「話を聞くモード」になりません。
人が愚痴を言うときというのは、精神状態が弱っていることが多いです。
相手を否定したり、悩みを軽んじたりするような返し方は、絶対にしないようにしましょう。
愚痴を言われたら相手を肯定し、「大変だね」「つらかったね」と共感する姿勢を見せることが大切です。
そうすることで、相手は自分を受け入れてくれる味方ができたのだと感じ、多かれ少なかれ気持ちが楽になるでしょう。
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