海外旅行で失敗しない、スーツケースの選び方
スーツケースって、意外と何を基準に選んだらいいのか分からなかったりしますよね。
筆者は過去の長期旅行中、使い勝手の面や故障で4回スーツケースを買い換えました。
このような経験から、スーツケースのそれぞれの特徴と、そのメリット・デメリットを紹介していきたいと思います。
ハードカバーのメリットは、叩いても落としても、壊れないこと。
筆者は、亀の甲羅のように硬いハードカバーのスーツケースを最初に利用していました。
硬いことからもちもよく、しばらく愛用していたのですが、スーツケース自体に問題はなくても、表面のコーティングがみすぼらしいほど剥がれてきてしまっていました。
「旅行を経験してきたバックパッカー感」をアピールしたければ最適なのでしょうが、私は女の子なので、すこし恥ずかしい思いをしていました。
もうひとつのデメリットは、伸縮性がないこと。
三つ目は、重いこと。
ちょっと旅行先で買い物をしすぎたときに、ハードカバーのスーツケースはどうしても収容量が限られていて、布の生地のようにパンパンになるまで入れることは不可能です。
筆者はある旅行先で荷物を入れきれなくなり、そしてプラスされたお土産とハードカバーの重さを支えることができなくなり、断念して大きなスーツケースに買い変えました。
- メリット:壊れない
- デメリット:表面のコーティングがはがれる・収容力・重さ
「大きいスーツケースならいくら買い物しても、なんでも入るから安心!」
そう思って買ったのは、巨大サイズのスーツケース。
はじめはパッキングの楽さに感動していました。
けれど、なんでも入るがために、必要以上の荷物を詰めてしまい、重量がすごいことに。
旅行先で30kgにも膨れ上がったスーツケースとともに旅した思い出は今でも忘れません。
旅先のパリで、一人で運べないがためにタクシーを利用し、タクシーのおじさんも持ち上げるのが辛そうで申し訳なかったこと。
そしてタクシーを降りてからホテルの入り口までのわずかな距離で、引きずっていたスーツケースの持ち手とローラーが破損したことなどなど。
楽だから、といって大きさで勝負するのはあまりいいアイデアではないのは確かですね。
- メリット:収納力抜群
- デメリット:詰めすぎてしまう・重量負荷に絶えられず壊れる
空港で荷物が運ばれてくるのを待っているとき、似たようなスーツケースがたくさんあり、自分のを見つけるのに苦労した思いをしたことがある人は多いはず。
筆者もそう思い、巨大スーツケースが壊れた時に、普通のサイズで布製の、けれど誰も持っていないようなカラフルな配色のスーツケースを選びました。
最初はオリジナリティ溢れるスーツケースで気に入っていたのですが、紫とオレンジという奇妙な配色に違和感を覚えるようになり、すぐに飽きてしまいました。
スーツケースは大きく目立つものなので、あまりに目立ちすぎているスーツケースに自分のファッションを合わせなくてはいけなかったりと難しいことも多く、「なぜ無難な黒を選ばなかったのか」と自問自答し、このスーツケースはすぐにオサラバすることになりました。
あまりにも奇抜な色のものや、変わったスーツケースを選ぶと、心変わりしたときにすぐに手放したくなってしまうので注意。
- メリット:目立つ・オリジナル
- デメリット:飽きやすい・着るものに困る
スーツケースはとても大事な旅の友です。
選ぶときは、慎重になりましょう。
筆者が経験したような体験談を参考に、自分にぴったりのスーツケースを探してください。
ちなみに、筆者は結局、無難な硬さの、無難な大きさの、無難な色のスーツケースに現在落ち着いています。
やはり、ほどほどが一番なのでしょうか。
ご参考までに、スーツケース以外で、海外の持ち物をチェックするには、以下ページを参考にすると便利です!
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