式年遷宮で話題の伊勢神宮への行き方
2013年は式年遷宮という、20年に一度行われる神様を祭るおうちのお引越しが行われる年でした。そのため、パワースポットとしても有名な神宮へ訪れる観光者が急増していましたね。多くの人がもうすでに神宮参拝をしたのではないかと思いますが、まだ行かれていない方、そしてまたもう一度行きたい、という方のために、複雑な都内から伊勢へのアクセス方法を簡単にまとめてみました。
都内から伊勢への電車のチケットはオンラインでも買えるようですが、ウェブサイトがあまりにも複雑で混乱を招くので、個人的におススメしません。一番無難で簡単なのは、駅の窓口でチケットを買う方法です。電車での行き方はJRか近鉄かのどちらかになりますが、どちらも金額、時間、乗り換え方法の面であまり大差はないので、好きなほうでよいと思います。チケットカウンターは、東京駅であれば、新幹線乗り場の改札の入り口付近にそれぞれあります。乗り換えはどちらも名古屋になります。
東京から伊勢までは、合計で4時間ほどかかります。意外と遠いんですね。
JR快速 名古屋 ------>伊勢 1時間37分
駅から 外宮 <JR・近鉄>伊勢市駅から徒歩5分(600m)
近鉄
近鉄特急 名古屋 ------>宇治山田 1時間30分
駅から 内宮 <近鉄>宇治山田駅からバス15分
もし三重県内で宿泊予定があるのであれば、ホテルの送迎サービスを利用しましょう。神宮に隣接している鳥羽市にはホテルが多くあり、車で30分ほどという交通事情から神宮への送迎サービスが充実しています。
著者は鳥羽にあるホテルの早朝参拝プランに参加し、朝の6時起きで内宮参拝をしました。朝だと空気もすがすがしく、人も日中よりも少ないので込みごみとしていなくて、気持ちがよかったです。
もしご宿泊予定があれば、このようなホテルのサービスを利用しましょう。
内宮(ないくう)と外宮(げくう)とは耳によくしますが、実際なんなんだろう?と思う人もいるはず。簡単に概要を説明します!
神宮には内宮外宮あわせて125の宮社があり、その中でも一番大きな内宮には皇大神宮、外宮には豊受大神宮(とようけだいじんぐう)が祭られています。それぞれは6kmほど離れていて、内宮の大きさにはきっと予想以上で驚くはず。
しきたりとしては、まず外宮から参拝するのがならわし。参拝の際には二拝、二拍手、一拝というのが一般の作法となっています。 内宮の入り口には、伊勢神宮の歴史と文化的価値を学ぶことができる博物館が設置されています。中には宮社の建築が間近で見れる巨大レプリカや美術、文化の紹介パネルなどがあり、知識を深めることができるのでぜひ立ち寄ってみてください。
伊勢神宮は、その美しさ、歴史と神秘、そしておいしい食べ物と、観光者を全ての面で満足させてくれる場所でした。ただ交通網がわかりにくく、時間もかかるというのが難点。しっかり二つの別の電車の行き方があることを把握して、筆者のようにJRのチケットを買いながら近鉄に乗るという失敗をしないようにしましょう!
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